日本製雑貨とアパレルのセレクトショップ「katakana(カタカナ)自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5731-0919)で現在、東京・浅草のシューズブランド「 U.(ユードッド)」の新作受注会を行っている。
「PIPE HOUSE LEATHER SHOES」で展開する色見本
「メード・イン・ジャパン」にこだわった雑貨とアパレルを取り扱う同店。店主の河野純一さんが「オープン当初からさまざまな洋服に合わせやすい国産シューズを探していたがなかなか見つからず、ようやく巡り合えた一足」と話すのが、浅草でハンドメード靴を手掛けるシューズブランド「U.」。
同ブランドでは通常、1足=5万~6万円のオーダーメードシューズを中心に製作するが、「もっと身近に革靴を履いてほしい」と多くの作業工程を見直し、品質を維持しながらも2万円前後までコストを下げたオーダーメードのカジュアルラインもそろえる。今回は、その中から国内未販売モデル「PIPE HOUSE LEATHER SHOES(ピッペハウス レザーシューズ)」を同店先行で受注販売する。
厚さ2.4ミリと厚口の国産牛革を使い、一般的な靴底に入っている芯材を取り除いた同シューズは、「スニーカーとも革靴とも違い、強いていえばルームシューズを履いているような感覚」(河野さん)という柔らかい履き心地と軽さを生み出した。甲革・中底・表底を一緒に通し縫いしたマッケイ製法を用いることで、修理などケアのしやすさも考慮されている。
色は全14色の国産牛革から選べ、革ひもも23色用意。「お客さまからの反応がとてもよく、開始数日で当初の予想受注数を軽く上回ってしまったほど。履き込むほどに味が出るので、スニーカーと同じ感覚で履き込んでもらうのがおすすめ」とも。
価格は1万8,900円(円筒型シューズボックス付き)。サイズは21センチ~30センチで、1センチ刻みで受け付ける。商品の受け渡しは10月末~11月上旬予定。同シューズと同じ国産牛革素材のサイドジップアップブーツ(2万2,050円)も受注する。
営業時間は11時~20時。今月20日まで。