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駒沢に書店「スノーショベリング」-ラウンジ備え「しゃべれる本屋に」

アンティークとジャンクをミックスした什器類で「タイムレス」な空間をイメージしたブックス&ギャラリー「SNOW SHOVELING」店内

アンティークとジャンクをミックスした什器類で「タイムレス」な空間をイメージしたブックス&ギャラリー「SNOW SHOVELING」店内

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 駒沢通り・深沢不動交差点近くに9月9日、ブックス&ギャラリー「SNOW SHOVELING(スノー ショベリング) BOOKS & GALLERY」(世田谷区深沢4、TEL 03-6432-2576)がオープンした。

深沢不動近くのビル2階にある「SNOW SHOVELING」エントランス

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 「本やアート好きが集まるカルチャースペース」がコンセプトの同店。オーナーの中村秀一さんがセレクトした新刊書籍や古書をメーンに、店内で使用しているアンティークソファセットなどの調度品や本に関する雑貨なども販売する。

 中村さんの本業はグラフィックデザイナー。趣味の旅行では必ず書店を訪れ、これまで数多くの国内外の書店を見て歩いたという。その経験から、開放的なラウンジスペースを備えた書店を作りたいと、専門スクール「スクーリング・パッド」デザインコミュニケーション学部ブックコンシェルジュコースで学び、満を持して同店をオープンした。

 出店場所は、地元の有名スイーツ店「パティスリー ナオキ」が入ったビルの2階。駐車場奥にある階段を上がった一般住居フロアの1室にある。店内はブラウンを基調としたシックな色合いで、照明やディスプレーテーブルなど、アンティークとジャンクをミックスした什器類でそろえた。コーヒーサービス(料金は寄付制)に加え、無料のWi-Fi環境も備える。店舗面積は15坪。

 取り扱う書籍は、小説やアート、デザイン、旅行関連など幅広い内容で、蔵書数は3000冊強。「敷居が高く一般客が通いにくいイメージの古書店と、何らかの目的を達成するために行く一般書店。その中間的立場を目指したい」といい、普段本を読まない人にも「偶然の出会いを楽しんでもらえる」ようにさまざまなテーマでそろえた棚も用意。読みたいイメージと本をつなぐコンシェルジュサービスも行う。

 「目指しているのは、お客さま同士がここで出会い、自由に交流できる『おしゃべりができる本屋』。一応本屋だが、雰囲気全体を含めたハコに来て楽しんでもらえたら」とも。今後はリーディングイベントやワークショップを予定するほか、店内の壁面を使ってギャラリー運営も始めることから、展示作家も随時募集している。

 営業時間は12時~不定。

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