自由が丘南口の九品仏緑道で11月23日、「Marie Claire Christmas 2012」クリスマスツリー点灯式が行われる。主催は自由が丘南口商店会。協力は目黒区、世田谷区、東京急行電鉄(渋谷区)、JA嬬恋村、嬬恋キャベツ振興事業協同組合、自由が丘商店街振興組合。
天然モミの木産地・群馬県嬬恋村による「特産品試食・販売会」(23日13時~)商品イメージ
石畳の並木道が数百メートル続く同緑道に設置するツリーは、「街の中に生きたモミの木を飾ることで自然の偉大さと大切さ身近に感じてもらいたい」(同商店会)と、2010年から天然のモミの木を使用。樹齢30~40年の群馬県嬬恋村産モミの木を根付きのまま運び込み、展示終了後は産地の森へ帰している。
「届けよう、私の思いを。伝えよう、あなたの願いを」をテーマに、全体を暖色のLED電飾でライトアップ。先月開催した「自由が丘女神まつり」チャリティー募金協力者が願い事を書いたシラカバのオーナメントなども飾り付ける。
点灯式(16時30分~)では、青木英二目黒区長と子どもたちによるカウントダウンで電球を一斉に点灯。東急東横線自由が丘駅をはじめ同電鉄各駅長17人が集合し、ツリー前で敬礼も行う。金管五重奏団「自由が丘クインテット」によるライブ演奏(17時30分~)なども予定。
同式に先駆け、モミの木の産地である嬬恋村の特産品試食・販売会(13時~)を開催。標高1400メートルの高原地帯にあることから高原キャベツの産地として知られているが、花豆(ベニバナインゲン)やトウモロコシなどの高原野菜も栽培しており、それらを使った加工品を紹介する。
提供販売するのは、「花豆甘納豆」「花豆煮豆」(以上500円)、生食可能なトウモロコシ・ゴールドラッシュをフリーズドライした「ドライコーン」(400円)、完全有機栽培フルーツニンジンを使った「にんじんジュース」(250円)、高さ40センチ~50センチ程度の「モミの木」(鉢付き、1,500円)など。
イルミネーションの点灯時間は16時30分~24時。12月25日まで。