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八雲でミュージカル「平和宣言3.11」-被災地3県の子どもたちが出演

ノンフィクションミュージカル「被災地の子どもたちによる平和宣言3.11」の1シーン
(写真は前回公演の様子)

ノンフィクションミュージカル「被災地の子どもたちによる平和宣言3.11」の1シーン (写真は前回公演の様子)

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 めぐろパーシモンホール・大ホール(目黒区八雲1)で12月19日、東日本大震災の被災地の小・中学生や高校生らが参加するノンフィクションミュージカル「CARE-WAVE AID Vol.5 被災地の子どもたちによる平和宣言3.11」が上演される。共催・企画制作はピースウィンズ・ジャパン、CARE-WAVE。

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 「日本の未来や世界の平和のため、東日本大震災が私たちに投げ掛けたメッセージとは何か」を、プロの俳優やミュージシャンと共に「子どもたち」の視点で訴える同公演。震災後に感じた思いや現状を歌やメッセージを通して発信し、貧困や紛争に苦しむ海外の同世代の子どもたちの姿も描いていく。

 出演は、岩手県大船渡市、宮城県気仙沼市、福島県郡山市で高校演劇部や劇団などで活動する子どもたち約20人。徳島県阿南市の劇団の子どもたちのほか、ミュージカルや演劇で活動するプロの俳優やミュージシャンらもボランティアで参加する。

 今年3月の新宿公演に続く再演となるが、その後CARE-WAVE代表で振付家の鎌田真由美さんが出演する子どもたちから「被災体験」を取材。その内容を受け、脚本を手直ししたという。「子どもたちが一番強く訴えていたのは『震災を風化させたくない』ということ。日々の暮らしに追われ、私たちはまた何かを失いつつあるのでは」と鎌田さん。

 本番を間近に控え、連日稽古が続いている。「被災地の子どもたちの声にはいつも愛が奏でられ、私たちに希望を語りかけてくれる。たった1日だけの公演だが、子どもたちの『光』と『声』が皆さんの心への素晴らしいクリスマスプレゼントになれば」とも。

 公演は、昼公演(12時15分開場・13時開演)、夜公演(17時45分開場・18時30分)の2回。S席=4,500円、A席=4,000円、B席=3,000円。(未就学児は無料、高校生以下=全席2,500円、目黒区民は各席500円割引)。販売方法はピースウィンズ・ジャパンの公式ホームページで確認できる。

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