自由が丘にあるスンドゥブ専門店「東京純豆腐 自由が丘店」(目黒区自由が丘2)で昨年12月から、鍋料理「タッカンマリ」の提供を始めた。
タッカンマリとは、「タッ」(鶏)を「カンマリ」(1羽丸ごと)使う韓国の水炊き料理。鶏肉の中にもち米や高麗人参などを詰めて煮込む「サムゲタン」とは違い、漢方などが入った特製スープの中で鶏を丸ごと煮込み、はさみで切り分けて食べる。
通常、豆腐がメーンの小鍋料理・スンドゥブを提供する同店。「以前から『冬場にみんなで食べられるもう少し大きめの鍋料理が欲しい』との声が寄せられていた」ことから、自由が丘店・夜限定で同メニューを提供する。
同店を運営するブラスアンドカンパニー(豊島区)は昨年10月、タッカンマリ専門店「タッカンマリ×2」(港区)をオープンしており、メニュー内容は同じ。「コラーゲンなどの栄養成分がたっぷり取れる」と美容効果を期待する女性客から人気を集めているという。
同社のタッカンマリは、岩手県直送の新鮮な鶏を使い、スープには漢方のほか日本のだしも入れているのが特徴。鶏の背中部分にはハート型のジャガイモを羽のように飾り、「この『ハートがかわいい』と多くの女性客の方がSNSに写真をアップしてくださっているようだ」と同社東京純豆腐事業部広報の藤木由香さん。
「お勧め」の食べ方は「シンプルなお鍋だがスープは濃厚。締めには、こしのある韓国うどん『カルグクス』や雑炊にしていただくと、コラーゲンたっぷりのスープを最後の一滴まで召し上がっていただける」。約2~3人前(鶏1羽、じゃがいも、トッポギ、ニラ、ネギ、ニンニク付き)で、価格は3,580円。
営業時間は、昼=11時30分~17時、夜=18時~22時(土曜・日曜・祝日は17時から)。現在は夜限定で提供しており事前予約が必要。