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奥沢D&Dで「made in TOKYO」アクセサリー展-東京で活動する作家10組をセレクト

3Dカットを施したビーズとたった1本のテグスで作り上げる「PENTA」のアクセサリー。今回のコレクションのテーマは「東京の朝」

3Dカットを施したビーズとたった1本のテグスで作り上げる「PENTA」のアクセサリー。今回のコレクションのテーマは「東京の朝」

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 環八通り沿いにある家具・生活雑貨のデザインセレクトショップ「D&DEPARTMENT TOKYO」(世田谷区奥沢8、TEL 03-5752-0120)で現在、「NIPPON VISION GALLERY accessories made in TOKYO」が開催されている。

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 D&DEPARTMENT PROJECTが47都道府県からロングライフな工芸品を集め、展覧会形式で商品の技術や魅力、作り手を紹介する企画「NIPPON VISION」。2011年のテーマ「アクセサリー」に再度注目し、同展では東京を拠点に活動するアクセサリーやジュエリーの作り手にフォーカスを当て、「地場産業・伝統工芸」「コンテンポラリー」「クラフト」の3つのキーワードで同店スタッフがセレクトした10 組を紹介している。

 出展ブランドはbico(ビコ)、calyx(カリクス)、HUMAN_NATURE(ヒューマン_ネイチャー)、KARAFURU(カラフル)、KIRAYURINA(キラユリナ)、PENTA(ペンタ)、Pfütze(プフッツェ)、ROTARI PARKER(ロタリ パーカー)、SIRI SIRI(シリシリ)、西本良太(ニシモトリョウタ)。

 平均20代~30代前半のデザイナーが多く、いずれもシンプルなデザインが目を引く。素材はビーズ、ガラス、アクリル、アルミなどの金属、タモやうるしなどの木材とさまざまで、デザイナー自ら製作したものから伝統工芸の職人たちの技術が生かされたものまで「オールハンドメード」のネックレスやピアス、ペンダントトップなどをそろえる。

 刺しゅう作家FUJI TATE P(フジ タテ ぺ)さんが手掛けるビーズアクセサリーPENTAの今回のコレクションテーマは「東京の朝」。スモーキーな空、アスファルトに照り返す太陽の光など都会のワンシーンからインスピレーションを受け、その微妙な色合いをビーズで細やかに表現している。

 季節にちなんだ花や誕生花を軽いアルミ素材で表現したのがcalyx「Kado」シリーズ。華道もたしなむというデザイナーのヨシダミエコさんが作り出すアイビーやクリスマスローズなどシンプルなライン(線)が印象的だ。

 作り手をセレクトするにあたり、同店スタッフは作家のものづくりの現場を一つ一つ訪ね歩いたという。「(デザイナーの)自分の好きなもの、美しいものへの徹底した追求には驚かされた。私たちが見てきたものづくりの背景をお客さまへお話しすることで、作り手とその魅力もお伝えできたら」と同店スタッフの杉村希咲さん。

 営業時間は12時~20時。水曜定休。12月29日まで。作家による立ち合い販売もあり、28日=bico、29日=Pfützeを予定。

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