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自由が丘熊野神社で節分豆まき-当たりくじに「自由が丘産はちみつ」も

今年の熊野神社「節分祭」当たりくじ賞品のひとつ、自由が丘産ハチミツや同神社オリジナルグッズが入った「はちみつクマさん賞」

今年の熊野神社「節分祭」当たりくじ賞品のひとつ、自由が丘産ハチミツや同神社オリジナルグッズが入った「はちみつクマさん賞」

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 自由が丘北口にある熊野神社(目黒区自由が丘1)で2月3日、毎年恒例の「節分祭」が執り行われる。

熊野神社「節分祭」が行われる境内の様子

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 自由が丘の氏神様・熊野神社は、鎌倉時代以前に地元の村人たちによって創建されたもので800年以上の歴史を持つ。今年は卯(う)年生まれの地元の年男・年女が同祭に参列し、裃(かみしも)姿で境内の舞台から「福は内、鬼は外」と福豆をまく。

 毎年福豆の袋の中には、菓子などが当たる「くじ」が入っているが、今年は「参拝に来られる幅広い年代の皆さんに喜んでもらえるものを」と同神社では工夫を凝らした3種類のくじを用意しているという。

 その年の福徳を司る神の名から取った「歳徳神(としとくじん)賞」(当たり30本)は、関東の節分行事でも定番となった巻きずし「恵方巻き」を進呈する。「はちみつクマさん賞」(30本)は、自由が丘の街の真ん中でミツバチを育てる「丘ばちプロジェクト」で収穫された貴重なハチミツ(ミニボトル)、クマがモチーフの同神社オリジナルグッズも。「福の神賞」(100本)は、語呂合わせで縁起を担いだ「笑えるグッズ」などが詰められている。

 同神社の新倉晶子宮司は「これまで受け継がれてきた神事を変えることはないが、当神社や日本の伝統行事にあまり関心のなかった自由が丘の地域の方や働いている方々にも『節分祭』を通して親しみを持ってもらい、これをきっかけに地域活性化へとつながれば」と期待を寄せる。

 開催は16時30分~で1回のみ。「定刻通り執り行うので、少し早めに境内にお集まりいただければ」(同神社)。

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