自由が丘経済新聞の2013年年間PV（ページビュー）ランキングは、毎年秋に開催される日本最大級ラーメンイベント「駒沢『東京ラーメンショー』開催迫る－今年も東京初ご当地ラーメン登場」が1位に輝いた。

　ランキングは今年1月1日から12月20日までに配信したヘッドラインニュースのPV数を集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 駒沢「東京ラーメンショー」開催迫る－今年も東京初ご当地ラーメン登場（10/25）
2. 駒沢「東京ラーメンショー」第1幕始まる－ご当地×有名店コラボ×復興支援(11/16）
3. 自由が丘に高知発洋菓子店－地元食材で作る「野菜＋フルーツ」ケーキ好評（5/26）
4. 駒沢にベーカリーカフェ「グリオット」－朝8時からフランスパン提供（1/23）
5. 奥沢駅前にコーヒー専門店－シングルオリジンコーヒー12種類を提供（7/13）

6. 自由が丘に宮城発レトルト食品専門店－インド各地のカレーシリーズ好評（4/12）
7. 浅草の老舗和菓子店「舟和」、自由が丘に新業態・和菓子カフェ（1/10）
8. トレインチ自由が丘にフレンチトーストカフェ－「ロブロス」から業態転換（3/25）
9. 自由が丘にブーランジェリー－元営業マン、本場で修業積み開業果たす（6/18）
10. スイーツフォレスト、冬限定ホットスイーツ－好評「スイーツおでん」も（1/12）

　1位・2位を独占した「東京ラーメンショー」は、「ここだけでしか食べられない」ご当地ラーメンや有名店主スペシャルコラボラーメン、震災復興支援ラーメンなどが一同に集結。これまで知る人ぞ知る存在だった地域の味にもフォーカスを当て、日本を代表する食文化となったラーメンの奥深さと幅広さを広めるイベントとしての成熟ぶりがうかがえる。

　3位以下はニューオープン記事が7本ランクイン。スイーツ（3位・7位・8位）、パン（4位・9位）と自由が丘ならでは記事が目立ち、気鋭のパティシエやブーランジェリーの味がリピーターを増やしている。

　そのほかの傾向としては、上半期ランキングでも上位に入った「高知発」（3位）、「宮城発」（6位）のような東京進出の足掛かりに自由が丘を選んだ店の出店や、有名店や有名企業、別業種から転職して「こだわりの味を追求する個人店」（4位、5位、9位）の健闘も目立った。

　約1300店が加入する「自由が丘商店街振興組合」が今年で満50周年を迎え、2014年から「駅前の公共機関を利用したにぎわい創出の実現」「宅配事業者の荷さばき駐車をはじめとする交通問題などの解決」などに取り組む予定だという。街のソフト・ハード面の進化にも注目していきたい。