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都立大駅前の家庭料理デリ、カフェ営業開始-できたてスイーツ提供

(写真左から)家庭料理デリ「DELI and more HAND」の外川めぐみさん、外川公太さん、竹田千賀子さん

(写真左から)家庭料理デリ「DELI and more HAND」の外川めぐみさん、外川公太さん、竹田千賀子さん

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 東横線・都立大学駅そばの家庭料理デリ「DELI and more HAND(デリ アンド モア ハンド)」(目黒区中根1)が1月7日、イートインのカフェスペースをオープンした。

新たに提供するイートイン限定カフェメニュー「できたてカスタード」「デカフェラテ」

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 「家族や大切な人のために台所に立つように料理やお菓子を作って届けたい」と、昨年11月に家庭料理デリ専門店としてオープンした同店。「ティータイムに利用できる店が近隣に少ないため、イートインならではの温かいスイーツメニューなども提供できれば」(同店運営「アシドリ」の外川公太さん)とカフェスペースを新設した。

 場所は東横線線路沿いの路面で、店舗面積は約28平方メートル。白を基調に木製什器でそろえ、「居心地のよい家や部屋」をイメージした温かい雰囲気に仕上げた。席数はテーブル席6席。

 メニュー開発と店内厨房で調理を手掛けるのは、1955(昭和30)年に開講した女子栄養大学「こども料理教室」で講師を務める竹田千賀子さんと外川めぐみさん。2人とも同大出身で、竹田さんは同大調理学研究室助手として、外川さんは料理研究家に従事した後メーカー商品開発などに携わりながら共に教室講師としても活動し、「食育」に力を入れてきた。

 「教室だけでなく、いろいろな方へ料理の楽しさを伝えたい」(竹田さん)、「私たちがどういったものを教室で作っているのか、実際に料理を食べて知っていただけたら」(外川さん)と、同店では常時約35種類の総菜・おやつメニューをそろえる。「なるべく出来たてを提供したい」と、注文が入ってから最終仕上げをして提供するこだわりも。

 定番メニューは、日替わりメーン料理と野菜総菜が入った「HANDのおべんとう」(白米・玄米・ミックス、みそ汁付き、800円)、ジューシーに仕上げた豚肉に季節野菜のグリルを添えた「豚肉ロースの低温ハーブロースト」(650円)、「なつかし煮豆」(250円)、「おやつプリン」(180円)など。

 イートイン限定のカフェメニューは、バナナケーキやフルーツを添えた「できたてカスタード」(800円)、「ベイクドチーズタルト」「ガトーショコラ」(以上600円)。ドリンクは、デカフェコーヒー(400円)、ミックスベリーホットワイン(500円)など。

 20~30代のプレママやワーキングマザーの利用客が多いことから、カフェインレスのドリンクやキッズメニュー(ミルク・アップルドリンク=280円、リンゴのコンポート=150円)などもそろえる。

 営業時間は11時~20時。定休日はホームページで確認できる。

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