東工大で「摩擦」テーマに「サイエンスカフェ」-理科苦手でも「歓迎」

今回のテーマ「摩擦」現象の実験装置を製作・検討する東工大学生たち

今回のテーマ「摩擦」現象の実験装置を製作・検討する東工大学生たち

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 東工大蔵前会館(目黒区大岡山2、TEL 03-5734-3737)で2月22日、東京工業大学サイエンスカフェ「すべらないカガクのはなし」が開かれる。

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 お茶を片手に研究者と研究者以外の人がフランクに対話・交流する場「サイエンスカフェ」は、1997年ごろからイギリスやフランスで始まった活動「Cafe Scientifique」が由来とされる。同大では2005年度から毎年、科学技術コミュニケーション論の講義「サイエンスカフェ~組織と運営」の一環として、学生が企画・運営を行う「東工大サイエンスカフェ」を実施している。

 今回取り上げるテーマは、私たちの生活において身近な物理現象「摩擦」。何かと何かが触れながら動こうとするときに生まれる摩擦という現象をじっくり掘り下げることで、「奥の深いサイエンス」の面白さを伝えていく。

 当日は学生による手作りの器具を用い、形状や重さを変化させた試験体を使って摩擦に関する実験などを行う。また摩擦に関する新たな常識なども紹介する予定。

 参加対象は「カガクの世界に触れてみたいすべての人」とし、「理科が苦手な人も大歓迎」だという。「主催者と参加者のコミュニケーションを通じ、摩擦に関する体験的な理解と気づきを促すカフェにしたい。科学に少しでも興味がある方は気軽に参加いただけたら」と同大大学院理工学研究科建築学専攻修士2年の藤下和浩さん。

 開催時間は13時~15時。参加無料(ドリンク付き)。定員は24人(先着順)。申し込みはホームページで受け付ける。

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