![20~40代の若手作家や店主が集まる台東区蔵前を紹介するkatakana自由が丘「蔵前展」](https://images.keizai.biz/jiyugaoka_keizai/headline/1392523974_photo.jpg)
日本製雑貨とアパレルのセレクトショップ「katakana(カタカナ)自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5731-0919)で現在、企画展「蔵前展」が開催されている。
「Syuro(シュロ)」オリジナルのブリキ缶は、長年お茶缶を製作する地元工場の職人による手作り
台東区「蔵前」は町工場や洋服の付属屋(材料商)、玩具、文房具、雑貨などの卸売問屋が集積する街。その多くは老舗だが、「5~6年前から20~40代の若手作家や店主による店やギャラリー、カフェが増えており、元気な動きのある街として注目していた」と店主の河野純一さん。
そうした彼らの特徴は「昔ながらの職人や地元の人とも仲良しで、人と人とのつながりを大切にすることで、『人が人を呼ぶ』広がりを見せていること」と言い、同展では河野さんがセレクトした蔵前周辺の作家や店を紹介する。
出展するのは、 前半(2月25日まで)=革製品「m+(エムピウ)」、文具「カキモリ」、食品「結わえる」、 後半=(同26日~3月11日)=日用品「Syuro(シュロ)」、草木染「マイト」の計5ブランド。
「結わえる」は玄米を中心とした食品を取り扱う人気店で、ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富な国産無農薬玄米の米ぬかを焙煎(ばいせん)した「NUKA Tea(ヌカティー)」(250グラム=1,495円)や、「発酵 発芽炒(い)り玄米」(60グラム=300円)などをそろえる。
出展者の中で、生まれも育ちも下町というのが「Syuro」デザイナーの宇南山(うなやま)さん。手掛けるオリジナルのブリキ缶「丸缶」「角缶」(各2,000円前後)は、使いやすいシンプルなデザインと地元職人による技が目を引く。
期間中、出展者によるサプライズマルシェや限定オーダー会なども予定。2月22日には「結わえる」のおにぎり販売、「m+」「カキモリ」コラボによる革製表紙のオーダーノート受注会を開く予定。
営業時間は11時~20時。