自由が丘経済新聞の2014年上半期PV(ページビュー)ランキングは、「自由が丘に大型傘専門店『クール・マジック・シューズ』-常時5000本」が1位に輝いた。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)
1. 自由が丘に大型傘専門店「クール・マジック・シューズ」-常時5000本(3/18)
2. 自由が丘にテークアウトのポテトサラダ専門店「ポテトクリーム」(1/20)
3. 駒沢公園で「オクトーバーフェスト」-本場ドイツビール50種超提供(5/27)
4. 自由が丘駅前にライフスタイル提案型カフェ-街の「新定番」目指す(4/1)
5. 目黒通りに紅茶テークアウト専門店-英国式ティールームから業態変換(6/23)
6. 自由が丘にショコラティエ「マリベル ニューヨーク」-都内初カフェ併設(5/2)
7. 駒沢公園で「肉フェス」-日本・世界各地の肉料理が集結(4/24)
8. 自由が丘にキッチン&バー「Bon」-こだわりのスペアリブ&生ビー(5/14)
9. 自由が丘の日本製雑貨セレクト店で「蔵前展」-注目の若手作家や店を紹介(2/16)
10. 駒沢公園で初の「シンコ・デ・マヨ」-メキシコ料理や音楽、プロレスも(4/22)
1位は、カラフルなラインアップ、軽量、低価格で知られる洋傘ブランド「waterfront(ウオーターフロント)」を手掛ける国内最大手洋傘メーカーの初旗艦店。記事は4月の同店オープン前後だけでなく、関東甲信地方が梅雨入りした6月5日以降にも多く読まれており、テレビ各局で同店の特集が次々と組まれたことなども大きな関心を集めたと見られる。
全国的な知名度に比べると、商圏は決して大きくはない自由が丘エリア。そこで人気、実力とも高い評価を受けるのが「こだわりの専門店」であることは、自由が丘経済新聞の創刊以来見られる大きな傾向の一つ。今回のランキングでも、1位「洋傘専門店」、2位「ポテトサラダ専門店」、記事公開から短期間で話題を集めた5位「紅茶テークアウト専門店」、8位「スペアリブ」が主力メニューのキッチン&バーのほか、12位「ベルギービール」主力の店なども食い込んでいる。
イベント系では、昨年の上半期ランキング5位から今回3位にランクアップしたドイツビールの祭典「駒沢オクトーバーフェスト」に続き、7位「フードネイションズ・肉フェス」、10位「シンコ・デ・マヨ」と初開催イベントが好調だった駒沢オリンピック公園関連記事。今年下半期には、同公園を代表するビックイベントとなった「東京ラーメンショー」(10月24日~11月3日)開催も先ごろ発表された。
昨年3月の東急東横線・東京メトロ相互直通運転の効果が見られ、埼玉県から神奈川県まで大きな集客を得た自由が丘。同時に、交通の利便性向上やマスコミ登場回数の増加に伴い、再開発が進むエリアとの地域間競争の激化・リスクなども懸念されている。「自由が丘らしさは残しつつも、新しい息吹も吹き込めたい」と自由が丘商店街振興組合の岡田一弥理事長は次の段階へのステップアップを視野に入れる。