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自由が丘に一軒家カフェ「こなな」 だしが基本の「和ぱすた」提供

白を基調とした外壁に木枠の窓が印象的な一軒家カフェ「こなな 自由が丘店」

白を基調とした外壁に木枠の窓が印象的な一軒家カフェ「こなな 自由が丘店」

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 自由が丘北口に4月3日、カフェ「こなな 自由が丘店」(目黒区自由が丘1)がオープンした。経営は飲食業、洋菓子製造小売りなどを手掛けるポトマック(神戸市)。

(写真)2度仕込みしょうゆを使った「合鴨と白葱(ねぎ)の甘醤油(じょうゆ)だれの和ぱすた」

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 基本の味付けにかつお節と昆布から引いただしを使ったパスタメニュー「和ぱすた」をメーンに提供する同店。同社はこれまで神戸、大阪、京都エリア、都内では池袋、新宿などにある商業施設に出店してきたが、路面店としては同店が初となる。

 場所は自由通り沿いにある2階建ての一軒家で、旧「浜や」跡。店の庭先に植えられた2本のオリーブの木が目印で、白を基調とした外壁に木枠の窓を配置。壁と天井の梁(はり)も白く明るい店内に、木を多用したインテリアを合わせナチュラルな雰囲気に仕上げた。店舗面積は33坪で、席数はテーブル席、ソファ席、2階テラス席、1階屋外席の全52席。

 パスタはだしのうま味をそのまま生かした「おだしベース」、香ばしい「しょうゆベース」、コクのある「みそベース」、カルボナーラ系「豆乳ベース」のカテゴリーをそろえる。中でも、同店「おすすめ」は「合鴨と白葱(ねぎ)の甘醤油(じょうゆ)だれの和ぱすた」(1,382円)。甘じょうゆをかけた合いガモ肉に白ねぎをスプラウトの薬味を合わせ、「うま味たっぷりながら、あっさり」が味わえる。

 デザートは、大豆粉と米粉を使い口の中にきな粉のような香ばしい大豆の香りが広がる「大豆粉ワッフル」メニューのほか、既存店にはない手作りにこだわった甘味メニューも用意。信州産リンゴジュースを使った自家製ソルベに国産蜂蜜をかけて添えた「大豆粉ワッフル りんごソルベと蜂蜜」(734円)、手作りアイスをもなかで挟んだ「かりんとうアイス」(572円)、洋菓子素材と合わせた「黒胡麻(ごま)アイスの大福」(540円)など。

 ドリンクは、自家製豆腐を加えたまろやかな口当たりとほのかに香る豆腐の香りが特徴の「とうふスムージー」、和の素材と合わせた「和ラテ」などをそろえる。「とうふスムージー 柚子とオレンジ」(734円)、「ほうじ茶黒糖ラテ」(626円)など。

 平均客単価は1,500円で、ターゲットは「OLや主婦といった職業・年齢層を問わない全ての女性」。同社は「親娘3代で利用してもらえるような店にしたい」といい、「これまでに培ってきた『こななの良さ』をブラッシュアップし、ブランドの集大成として感度の高い自由が丘の街に根付いていけたら」とも。

 営業時間は11時~23時。

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