自由が丘北口に9月17日、ビアレストラン「CRAFT BEER KITCHEN（クラフトビアキッチン）自由が丘店」（目黒区自由が丘2、TEL 03-5726-8624）がオープンした。運営はファンクリックス（中央町）。

20個のビアタップが並ぶ「CRAFT BEER KITCHEN自由が丘店」入り口

　場所は商業施設「Luz（ラズ）自由が丘」地下1階部分で、旧「東京純豆腐自由が丘店」跡。店舗面積は75平方メートル。店内はレンガやタイルを使ったNY・ブルックリン風を基調としたデザインで、天井にはシーリングファンやペンダントライトを配置し、大人向けの落ち着いた雰囲気に仕上げた。席数は55席。

　店舗入り口にビアタップ（＝ビールサーバーの注ぎ口）が並び、常時20種類のクラフトビールを取り扱う。自由が丘は女性客が多いことから国内外のメジャービールを中心にセレクトするが、「都内での提供はまだ数少ない樽生限定商品もあり、普段缶や瓶で同じ商品を飲んでいても、それとは違うおいしさに気付いていただけるはず」と逸崎海人店長。

　お薦めのクラフトビールは「ブルームーン　ベルジャンホワイト」「ヤッホービール よなよなエール」「COEDO 毬花」「志賀高原ビール IPA」「ストロングボウ サイダー」など。グラスサイズはS（270ミリリットル）＝450円～、M（380ミリリットル）＝650円～、L（473ミリリットル）＝850円～。フレッシュトマトを使った「トマト農家で飲んだ贅沢（ぜいたく）レッドアイ」（600円）などのビアカクテル、オーガニックワインなどのアルコールもそろえる。

　フードは女性客を意識してオーガニック野菜や契約農家の直送野菜を取り入れた前菜・サラダメニューをラインアップ。スパイシーな「スーパーフードひよこ豆のフムス」（550円）、チョリソーを入れた「CBKポテトサラダ Brooklynスタイル」（680円）、フルーツピールで漬け込んだピクルスをジャーサラダで提供する「契約農家さんから頂いたフレッシュ野菜のバーニャカウダ」（1,300円）など。

　ビールと相性のいい肉や魚のメニューもそろえ、魚介マリネや骨付きソーセージなどが入った「本気の前菜盛り合わせ」（1人前＝1,500円）、ハードスモークで仕上げた「スモーク鯖（サバ）のfette」（580円）、スパイスに漬け込んだ骨付き肉を真空調理し焼き上げた「豚肉のバックリブステーキ」（ハーフ＝1,980円）なども。

　そのほか、家族でも楽しめる子ども向けメニューや、ランチタイムには野菜中心のヘルシーなセットメニューなどの提供も予定している。「おひとりさまからご家族連れまで幅広く楽しんでいただけるメニューをそろえた。一味違うクラフトビールのおいしさを特別な空間で楽しんでいただけたら」とも。

　営業時間は11時～24時。