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自由が丘に「休日」テーマのスープストックトーキョー新業態店 お酒と楽しむスープ料理

全面ガラス張りで昼間は光が差し込み明るい空間となる「also Soup Stock Tokyo」(写真:表恒匡)

全面ガラス張りで昼間は光が差し込み明るい空間となる「also Soup Stock Tokyo」(写真:表恒匡)

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 自由が丘北口エリアに4月30日、「also Soup Stock Tokyo(オルソ スープストック トーキョー)」(目黒区自由が丘1)がオープンした。運営はスープストックトーキョー(目黒区)。

専用鍋で提供する「ブランチプレート」(写真は「タジン風ミートボール」)

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 これまで「働く女性が一人でも気軽に入れる店」を全国に展開してきた同社が新たに手掛ける同店のテーマは「休日のスープストックトーキョー」。友人や家族など数人でシェアできるスープ料理をメインに、旬の食材に合わせて調理したサイドメニュー、アルコールメニューもラインアップする。

 場所は商業施設「Luz自由が丘」の向かい角地の路面。外観は全面ガラス張りの地上3階建てで、設計は建築家の永山祐子さんが手掛けた。2フロア分の吹き抜けを階段状に積み重ねた構造で、通りからも各フロアからも見通せる明るく開放的な造り。1階(12席)は土間のような空間に大テーブルを置き、晴天時にはドアを開けてオープンスタイルにする。2階(17席)はグループ客に対応できるテーブル席、3階テラス(12席)は夜になるとランタンをともしてアウドドアのような雰囲気を演出する。

 メインとなるスープ料理は同店オリジナルメニュー。「スープ作りのスタンスはこれまでと変わりないが、小さなカップでは伝えきれなかったことをオルソスープストックトーキョーで表現していく」と話すのは中川ひとみ店長。例えば「ボルシチ」など既存店の定番レシピも一から作り直したといい、「全店同一メニューを供給する既存店では難しかった、旬の食材をおいしい時においしい状態で食べていただけるメニューを提供したい」と意気込む。

 ブランチメニューは、スパイスを利かせたトマトソースで羊と豚のミートボールを煮込んだ「タジン風ミートボール」など4種類のスープから選ぶ「ブランチプレート」(3種類の前菜、ご飯または石窯パン付き=1,250円~1,500円)がメイン。スープは冷めにくい専用鍋で提供する。

 ディナーは、農家直送の旬の野菜を使ったサイドディッシュと、数人で取り分けて楽しむスープ各種をそろえる。サイドメニューは、タイ料理独特の辛味を抑えてパパイアでアレンジした「にんじんのソムタム」(380円)、「チェリートマトのマリネ」(980円)、「農家のバーニャカウダ」(1,500円)など。スープは、国産牛すね肉を煮込んだ「赤ワインのボルシチ」(3,600円)、タイやカサゴ、ホウボウなど旬の魚を丸ごと1匹使ってスープ仕立てで提供する「いまの魚のアクアパッツァ」(3,400円)など。

 アルコールメニューは、マンゴーや木イチゴなどのフルーツシロップを組み合わせた「スパークリングカクテル」(各680円)やワイン(グラス=各580円)、モヒート(780円)、生ビール(620円)などそろえる。季節ごとのフレッシュハーブをブレンドした「農家のフレッシュハーブティー」(ポット=880円)などのソフトドリンク、「チーズケーキ 花のスパイス」(680円)などのデザートメニューも。

 メインターゲットは20代後半~40代の「大人の女性」だが、「さまざまな方に来ていただき、ゆっくりと過ごしていただきたい。スープストックトーキョーの思いと自由が丘の街が結びついてできた店。10年、20年と街に根付く店になれれば」とも。

 営業時間は11時30分~22時30分。

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