各種企画開発を手がけるワイルドカード(渋谷区)は2月7日、約120種類のスパイス・ハーブ類を取り扱う総合スパイス専門店「L'epice et Epice(レピス・エピス)」(目黒区自由が丘2、TEL 03-5726-1144)を学園通り沿いにオープンする。
同店は、フランスの街角でスパイスをメーンに食材や雑貨などを販売する「レピスリー(=l'epicerie、食品雑貨店)」をモデルに、約120種類のスパイス・ハーブ類、約30種類の塩、日本では入手が難しい希少香辛料や辛味系調味料、スパイス関連商品などを取り扱う。
目黒通り・八雲3丁目交差点近くの住宅街エリアにある同店の店舗面積は、約47.6平方メートル。店内は、スパイスの香りや味を確かめられるよう全種類のサンプルを用意し、棚には1グラムから購入可能な量り売り用のキャニスター、そのほか同店オリジナルパッケージ「グラスチューブ」に入ったスパイス類が並ぶ。
スパイスは、ヨーロッパの高級レストランなどに卸売りされている高級グレード品をメーンに、日本初入荷のスパイスや塩など「日本最大級のラインアップ」(同社)で展開していく。例えば「コショウ」は、黒・白以外にレッド・ピンク・グリーン・レモン・ロング・ミックスをそろえ、黒コショウだけでも産地・グレード別に8種類もある。同店担当者は「このほかハーブ類でも『クミン』『セイボリー』『バニラシナモン』など、今まで実物を見たことがないというものも多いはず。テスターを手にとって、香りや特徴をぜひご自身で確かめ楽しんでもらいたい」と話す。
スパイスの価格帯は、「チューブパッケージ」で525円~1,050円前後。スパイス単品のほかミックススパイス類もそろえ、東京・浅草の老舗「やげん堀七味唐辛子本舗」による七味唐辛子(2種、30グラム=500円前後)など同店オリジナル商品も。
今後は、販売だけでなくレシピ配布や試食会などのイベント、スパイスブレンドで作る本格的なカレーといったスパイスクッキング教室も開設予定。自由が丘近隣エリア在住者で、日常的にスパイスを取り入れて料理を楽しむアクティブな人たちをターゲットに据える。
営業時間は11時~18時、土曜・休前日=11時~19時。水曜定休。