日本製雑貨とアパレルのセレクトショップ「katakana(カタカナ)自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5731-0919)で現在、「numeri(ヌメリ)のバッグ展」が開かれている。
2つ折り財布やコインケースの新作も加わった「numeri」の財布
「numeri」は革職人の田村晃輔さんが手掛けるレザーブランド。大手ブランドなどに製品を供給するファクトリーブランドを経営する田村さんが「納得するモノを作りたい」と2014年、同ブランドを立ち上げた。デザインから製作まで一貫して行い、国産の天然皮革とハンドメードにこだわったレザーアイテムが人気を集めている。
同ブランドのものづくりに共感し、早くから商品を取り扱ってきた店主の河野純一さんは「革の専門家が選ぶものだけに素材の良さが特長。中でもバッグは、レザーとは思えないほど軽量でリーズナブルなのも魅力」という。これまでの取り扱いで同ブランドのリピート客は多いといい、「シンプルながらも特徴のある商品で、持つ人に寄り添うようなレザーアイテム」とも。
バッグに使われる革はオリジナルのヌメ革。これを丁寧になめすことで、独特のシボ感(表面のしわの寄り)に仕上げていく。革の発色もバラエティーに富んでおり、「使い込むごとに色に深みが増して良質なレザー特有のツヤが出てくるので『育てる』楽しさもある」とも。
取り扱うのは「RUGA」シリーズのバッグ(9型)と財布(3型)。河野さんの「お薦め」は、小ぶりでアーチ型の持ち手が美しいバケツ型トート「ランチ」、マチが広くバッグ開閉口にファスナーが付いた横長トート「オブロ」、同店で一番人気という12枚分のカードポケットを備えたL型ジップ長財布「ソッティー」、手の中に収まる2つ折り財布「コンパクトパース」。色はブラック、ネイビー、ブルー、イエロー、ホワイト、モカ、グレーグリーン、レッドの8色展開。価格帯は5,500円~3万6,000円(税別)。
営業時間は11時~20時。11月10日まで。