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自由が丘で「エッグアート」展 夫婦で作った作品800点を一堂に

卵の殻を使って表情豊かでカラフルな鳥を表現した「エッグアート」

卵の殻を使って表情豊かでカラフルな鳥を表現した「エッグアート」

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 自由が丘の銭湯「みどり湯」(目黒区緑が丘2、TEL 03-3717-4516)に併設するギャラリー「yururi(ゆるり)」で4月1日、町田厚子さん・忍さんによる作品展「卵が先か鶏が先か エッグアート展」が始まる。

約30年にわたって町田さん夫妻が作り続けてきた「エッグアート」(写真はその一部)

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アーティストの町田厚子さんと、日本の庶民文化研究や写真家としても知られる町田忍さん夫妻が卵の殻に装飾を施した「エッグアート」約800点を展示する同展。キリスト教の春の祭日「イースター」に合わせ、町田さん夫妻が約30年にわたって作り続けてきたエッグアートの集大成が会場を飾る。

 創作のきっかけは小学生のころの「工作」。「卵の殻を使って起き上がりこぼしやおひなさまを作ったことが懐かしく思い出され、試しに作ってみたところ、そこからすっかり面白くなって夫婦でのめり込んでしまった」と忍さん。当時、まだ小さかった町田さん夫妻の子どもたちも加わって、鳥を中心に動物や海洋生物などをモチーフにした作品を作り始めた。

 エッグアートには、殻に絵付けをするものや彫刻を施すものなどさまざまなジャンルがあるが、町田さん夫妻は「家庭にあるサインペンで描き、公園などで拾った木切れ、余った布切れなど身近にある材料で作る」のが特徴。中でも、表情豊かでカラフルな鳥の作品が目を引くが「卵が先か鶏が先か、そこから『卵を生き返させる』という意味を込めるうち、鳥のモチーフが多くなった」という。

 期間中、町田さん夫妻が全日在廊し、作品の実演を予定。併せて作品も販売する(500円~3,000円)。

 開催時間は14時~20時。木曜定休。同8日まで。

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