北欧の食と暮らしにスポットを当てるイベント「北欧の食 と 暮らしのデザイン市」が10月16日、食べるスープの専門店「also Soup Stock Tokyo(オルソ スープストック トーキョー)」(目黒区自由が丘1)で始まった。
昨年秋に初開催して好評だったイベント。今年も北欧料理をベースにした特別メニューを提供するほか、期間中の週末限定で日本でもファンの多い北欧食器ブランドのデッドストック商品などを販売する。
北欧諸国は長い冬を乗り越えるため塩漬けや薫製などの食の知恵が発達していることで知られ、同イベント期間中は「北欧の食文化と日本の発酵や保存の知恵を重ね合わせた」オリジナルメニューや、北欧ならではの定番料理をアレンジしたメニューを10品目以上用意する。
主なメニューは、ブランチセット(11時30分~14時30分)=「たっぷり森のきのこの濃厚スープ」(1,350円)、「ノルウェーサーモンのディルクリームスープ」(1,450円)。アラカルト(17時~)=「フィンランドミートボール ベリー煮込み」(880円)、「ノルディックロールキャベツ」(1,380円)、「ハッセルバックポテト」(580円)など。
同店が「イベントの目玉」と話すのが、10月20日・21日開催の「暮らしのデザイン市」。北欧のテーブルウエアブランドとして知られる「イッタラ」「アラビア」のデッドストック品や、「ステルトン」「ケーラー」などの商品を取りそろえるほか、日本フィンランドデザイン協会の協力で現地で活躍するデザイナーの作品展示・販売も行う。
担当者は「デザイナーも来日し、フィンランドの最先端のライフスタイルやデザインを存分に感じていただける。北欧や日本でも長く親しまれてきたテーブルウエアから、最新の北欧デザインアイテムまでが一堂に会する貴重な機会となっており、北欧の新しい一面が見えてくるかも」と話す。
営業時間は11時30分~22時30分。「暮らしのデザイン市」は両日10時~17時。今月26日まで。