日本全国のご当地・有名ラーメンが一堂に集まる日本最大級のラーメンイベント「東京ラーメンショー2018」が10月25日から、駒沢オリンピック公園(世田谷区駒沢公園1)・中央広場で開催される。
第1幕=都道府県別では初の「三重県」のラーメン、麺屋 そにどり「伊勢海老醤油らーめん」
「東京ラーメンショーでしか食べられないラーメン」や、有名店店主がタッグを組む「スペシャルコラボラーメン」が毎年人気を集める同イベント。今年は開催10回目を迎えることから、過去9回計333店が提供したラーメンを対象に「もう一度食べてみたいラーメン」の人気投票を今年6月にウェブサイト上で行い、その結果を基に選んだ「アンコール出店」のラーメンも登場する。
開催期間は全11日間。第1幕(10月25日~30日)、第2幕(10月31日~11月4日)の2部構成。提供するラーメンは前半・後半で総入れ替え制の計36種類(18種類×2部)。単独出店、複数店舗による出店形式で全国から100店以上のラーメン店が参加する。ラーメン販売はチケット制で、全て1杯850円。
今年の出店ラーメンについて、同イベント実行委員長でラーメンデータバンク(目黒区)会長の大崎裕史さんは「地域とベースの味については全国からバランスよく集めたが、トッピング内容については出店者にお任せしている。それが今年は偶然にも『エビ』『カニ』のトッピングが多く、今年のトレンドと言えそう」と話す。
初出店ラーメンは全9店。第1幕=えびそば えび助(宮城)「海老鶏白湯そばsio」、RAMEN W(福井)「越前濃厚かに味噌(みそ)らーめん」、寿製麺 よしかわ(埼玉)「川越醤油ら~めん イベリコ豚の焼豚添え」、麺屋 そにどり(三重)「伊勢海老(えび)醤油(しょうゆ)らーめん」。
第2幕=時雨が降っても陽はまたのぼる(コラボラーメン)「viva la revolution」、自家製麺 竜葵(埼玉)「日本三大地鶏 極上塩らぁ麺」、志奈そば田なか×Noodle Stand Tokyo(コラボラーメン)「背脂しゃぶしゃぶ肉煮干みそラーメン」、らぁめん めんきち(北海道)「函館こぶ潮らぁめん」、世界が麺で満ちる時(大阪)「名古屋コーチン黄金醤油ラーメン」。
アンコール出店(計9店)として第2幕で提供する、蒙古タンメン中本 ×博多一風堂「頂上ラーメン 爆うま!!」は、2010年に提供した名店同士のコラボラーメン。「蒙古タンメン中本」の白根誠さんは「一風堂の『とんこつ』、中本の『辛さ』『味噌』を今回さらにバージョンアップさせた。お客さまに食べて答えを出してほしい」と意気込む。辛さは並・中辛・大辛を用意する。
このほか、今回初の試みとして、特別ブース「ちょい飲み処 なると亭 with GYOZA IT.」を出店する。毎日17時にオープンし、生ビールなどのアルコール、ギョウザやチャーシューなどのつまみメニューを販売する。ブースを担当する「中華そば ムタヒロ」店主の牟田伸吾さんは「ちょい飲みで、よりラーメンをおいしく食べてもらえれば」と話す。つまみのセットメニューなども販売予定という。同ブースのみ、支払いはキャッシュオンデリバリー方式となる。
開催時間は10時~21時(各幕最終日の10月31日、11月5日は18時まで)。雨天決行。入場無料。