地域で暮らす外国人と交流を図る体験型イベント「第14回 MIFA国際交流フェスティバル」が1月20日、めぐろパーシモンホール(目黒区八雲1)とめぐろ区民キャンパス公園(同)で開催される。主催は目黒区国際交流協会(MIFA)。
「日本人と外国人の共生」を目指して目黒区在住の外国人と日本人の交流の場とし2006年に始まった同フェス。区内の大使館や国際協力・交流団体などから約30カ国の人々が参加し、200人を超えるボランティアらによって企画・運営されている。
今回は「フェスティバル!めぐろで世界を旅しよう!」をテーマに、各国大使館などによる料理・物産の展示販売、世界各国の音楽・歌・舞踊などの紹介、日本の伝統文化体験など多彩なプログラムを展開する。
めぐろパーシモンホールの大ホールでは、初企画となるプログラム「パネルディスカッション」(13時50分~15時15分)を開催。外国人パネリスト5人が「めぐろのステージから世界のステージへ」をテーマに、文化の違いを超えてお互いを認め合うにはどうしたらよいかを日本語で話し合う。
同じく大ホールで、国際色豊かな「子どもコーラス」(10時45分~11時5分)をはじめ、「インドネシア舞踊」(11時10分~11時30分)、「フィリピン舞踊」(11時35分~11時55分)、「ウズベキスタン舞踊」(13時25分~、15時35分~)など世界各国の舞踊ステージも行う。
地下1階の各室、大ホール2階ホワイエでは、「生け花」「茶道(立礼式)」「きもの着付け」体験を行う。事前申込制(先着順)で、当日の参加も一部受け付ける。
大ホール1階ホワイエでは、アルジェリア、エジプト、キルギス、ポーランドなど12カ国の大使館による衣類や雑貨などの物産販売・展示を行い、各国大使館職員とも交流できる。小ホールで子ども向けのプログラム、参加団体の展示やイベントなども行われる。
めぐろ区民キャンパス公園には世界の名物料理を提供するフードブースを設け、インドネシア、トルコ、タイ、スリランカ、中国のフードメニューを用意する。
MIFA事務局スタッフは「諸外国の方々が文字文化・舞台芸術を紹介したり、来場者と日本語で会話したり、さまざまな遊びを通じて交流できる。どなたでも気軽に参加いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。「生け花」「茶道」「きもの着付け」体験の申し込みはウェブサイトで受け付ける。