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自由が丘の日本製雑貨セレクト店で「パイルTシャツ展」 今治発オリジナル生地

タオル作りの技術を使って開発したオリジナルパイル地「THING FABRICS」のTシャツ

タオル作りの技術を使って開発したオリジナルパイル地「THING FABRICS」のTシャツ

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 タオル作りの技術を使って開発したオリジナルパイル地Tシャツの展示販売「日本のパイルTシャツ展」が5月10日、日本製雑貨とアパレルのセレクトショップ「katakana 自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5731-0919)で始まった。

THING FABRICSオリジナルパイル地を使った「Tシャツ ショートパイル」(写真はイエロー)

 パイルTシャツを製作した「THING FABRICS(シングファブリックス)」は2016年、愛媛県今治市出身のデザイナー藤原昌浩さんが立ち上げた、パイル地に特化したアパレルブランド。

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 今治市は「今治タオル」の地域ブランドで全国的に知られるタオルの産地だが、藤原さんは「素晴らしいタオルはたくさんあるのに、街で着られるものがない」と洋服用タオル地の開発に着手。通常のタオル地で洋服を作ると日本工業規格(JIS)の基準を満たせないことから、地場の職人と協同して数年がかりでオリジナルテキスタイルを作り上げた。

 同ブランドのTシャツに使われているのは、米カリフォルニア・サンホーキンバレーで収穫された良質な綿「サンホーキン綿」。これを精紡交撚糸(せいぼうこうねんし)と呼ばれる紡績方法で2本の粗糸を撚り合わせて1本の糸にし、オリジナルのスパン(短繊維)糸を打ち込んでパイル地を作り上げていく。この方法により「ナチュラルなストレッチ性が生まれ、独特の光沢があり、薄く柔らかく、しなやかな生地に仕上がる」という。

 取り扱うのは、定番アイテム「Tシャツ ショートパイル」(全11色、8,800円)をメインに、同じショートパイル地を使った各種トップス(1万2,000円~)などのウエア、キャップ(6,800円)など。

 併せて、アメリカ産希少綿花の「超長繊維綿」だけを使い、撚り回数をコントロールすることで「シルクのような光沢と滑らかさ」を作り出したオリジナルテキスタイル「TIP TOP 365」を使った定番のハンドタオル(全9色、1,000円、以上税別)も用意する。

 店主の河野純一さんは「このブランドとの出合いとなったハンドタオルを使ってみたところ、しなやかながらコシのある生地に驚き、そこからタオル生地のパイルTシャツに興味を持った」と話す。「着てみると想像以上に着心地が良く、そして何よりもデザインがかっこいい。当店は自由が丘という土地柄、女性メインのウエアの提案が多いが、このTシャツは女性はもちろん男性にも着ていただきたい」とも。

 営業時間は11時~20時。今月24日まで。

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