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学大駅に若手ピアニスト生演奏のミュージックバー「おむすび大学」 本格ラーメンも

学芸大学駅近くにあるミュージックバー「Music&Ramen おむすび大学」店内の様子

学芸大学駅近くにあるミュージックバー「Music&Ramen おむすび大学」店内の様子

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 ミュージックバー「Music&Ramen おむすび大学」(目黒区鷹番2、TEL 090-1796-3652)が東横線学芸大学駅近くにオープンして1カ月がたった。経営は「むすびエンタテインメント」(港区)。

同店を経営する河村渚さん(写真)が手にするのは「炙(あぶ)りもつラーメン」

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 同社社長の河村渚さんは、自身の音楽活動の経験から「ミュージシャンが活動の場を広げられる場所を作りたい」と、飲食店舗を活用したミュージシャンの支援事業を展開。若手ミュージシャンによる生演奏と酒が楽しめる形態で、ショットバー「おむすびBar」、ジャズバー「おむすびJazz」(港区)、「おむすびラウンジ GINZA」(中央区)を経営している。

 河村さんは「これまでは場所柄、知り合いを介した来店客が中心で、『生演奏と聞くと敷居が高い』と言う声も聞かれた。そこで今度は、どなたでも気軽に生演奏を楽しんでいただけるカフェ業態で出店したいと考えた」と言い、同所を選んだ。

 場所は同駅東口にある商店街近くのビル2階部分で、店舗面積は約20坪。内装は北欧風で、木のぬくもりを感じさせるテーブルや椅子をそろえる。席数はカウンター席・テーブル席で30席。天然木を生かしたデザインの「ローランド」の電子ピアノ、米オーディオ機器メーカー「マッキントッシュ」のスピーカーなどを備える。

 提供するフードは、ラーメン店のメニュー監修も手掛けるなどラーメン通の河村さんが麺や素材にこだわったラーメン、日本全国からセレクトしたグルメなどをそろえる。メニューは、同店近くの食肉卸「オザワ食肉センター」から取り寄せる朝採れの小腸を使った「炙(あぶ)りもつラーメン」(昼=各850円、夜=880円)、薫製卵「竹鶏のくんたま」(280円)、「鶏もも一本カレー」(昼=1,050円、夜=1,100円)、「おむすび大学こだわりのおむすび(高菜・焼きサバ)」(300円)など。

 提供するアルコールは、ビール(700円~)やウイスキー(800円~)、グラスワイン(900円)など各種そろえる。ランチ・カフェタイムには「挽(ひ)きたてハンドドリップ珈琲(コーヒー)」(300円)、「ランチ生ビール」(450円)なども。

 毎日19時から、20~30代の若手プロピアニストが日替わりで生演奏(チャージ=500円)を行う。レパートリーは、ジャズのスタンダードや60~90年代の洋楽、Jポップなどのナンバーもラインアップする。「ミュージシャンは自分の音楽を聴いてくれる人がいてこそ成り立つ。演奏するピアニストには『いつお客さまが来店されても喜んでいただける演奏を心掛けて』と指導している」と言い、「ぜひ彼らを応援していただけたら」と期待を込める。

 「ラーメンと音楽、いずれも嫌いな人はいないと思う。この組み合わせは以前からやりたかった。女性が手掛ける本格的なラーメンを出すバーとして、メニューにも力を入れた。生演奏を楽しむ、締めにラーメンを食べる、いろいろな楽しみ方ができるお店にしたい」とも。

 営業時間は11時30分~24時。日曜・月曜定休。

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