自由が丘南口にモンブラン専門店「栗歩 KURIHO(くりほ)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-6459-5535)が7月23日、オープンした。運営はライデンペール(石川県)。
栗専業農家・松尾農園(石川県輪島市)による独自の熟成・焼き製法で、収穫した和栗「能登栗」を糖度30度以上まで引き出した「能登栗ペースト」を使ったモンブランを提供する同店。和栗ならではの繊細な香りや味わいが楽しめるよう1ミリ単位に調整した栗ペーストを、注文ごとに客の目の前で絞って仕上げる。
メニューは、能登栗ペーストのみを使った「熟成無糖モンブラン」(限定20食、2,200円)、愛媛県・熊本県産の和栗をブレンドした「国産和栗のモンブラン」(1,800円)のほか、旬の果物を使った「季節の果物タルト」、本場イタリアでジェラート世界チャンピオンに輝いたことで知られる能登町出身・柴野大造さんが手掛けるジェラート専門店「マルガージェラート」とコラボレーションした「季節の果物パルフェ」、(各2,000円、以上ドリンク付き、税別)の計4種類を用意する。
場所は自由が丘駅南口改札前、マリ・クレール通り沿いのビル2階。店内は壁や天井に木の格子をあしらうなど和モダンな雰囲気に仕上げた。席数はテーブル席12席。
店名の「栗歩」は、「日本の栗農家と歩幅を合わせ、共に歩んでいく」との思いを込めて名付けたという。同社取締役の石橋卓也さんは「松尾農園の能登栗は高級フレンチや料亭で使われているが、おいしさを全国に広げたいと考え、このモンブランにたどり着いた」と話す。
「モンブラン発祥の地として知られる自由が丘ならば、モンブランが好きな方も多いのではないかと出店を決めた。地元の皆さんに愛されるようになれば」と期待を込める。
営業時間は11時~18時。電話による事前予約も受け付け、デリバリー対応も予定している。