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奥沢の雑貨メーカーがマスクを飾り付ける極小缶バッジ「豆缶」 100種類以上

「豆缶」は1個当たり1.5グラムと軽量で、複数個マスクに装着しても「邪魔にならない」サイズがポイント

「豆缶」は1個当たり1.5グラムと軽量で、複数個マスクに装着しても「邪魔にならない」サイズがポイント

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 ステッカー、缶バッジの専門メーカー「ゼネラルステッカー」(世田谷区奥沢)が7月20日、マスクをデコレーションする極小サイズのバッジ「豆缶」の販売を始めた。

さまざまなメッセージを用意する「豆缶」デザインの一部

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 新型コロナウイルスの感染拡大で外出時のマスク着用が呼び掛けられる中、「自分のマスクの識別として使え、さらに自分らしくマスクをアレンジできれば」と作られた同商品。一般的な缶バッジ直径32ミリと比べると直径22ミリと極小サイズで、1個当たり1.5グラムと軽量。複数個マスクに装着しても「邪魔にならない」サイズで、国内生産にもこだわった。

 缶バッジのデザインは、「私のマスク」と書かれたマスクの識別に役立つものや、「密です」「コロナ対策しています」などの感染予防アピール、疫病よけの伝説がある妖怪「アマビエ」をモチーフにしたもの、マスクをしていると表情が分かり難いことから「これでも笑顔です」など、さまざまなメッセージや絵柄など現在100種類以上のバリエーションを用意する。

 同社リテール部長の石川忍さんによれば、通販での先行販売で約5000個の売り上げがあり、「『サイズが小さくてかわいい』とのご意見が多く、マスク以外にもポーチやバッグなどのワンポイントとして利用されている方も。中には、嘆息で咳き込みやすい方から『嘆息です』のバッジを付けることで『コロナ禍にあって周囲の視線が気にならなくなった』とうれしい声も頂いた」と話す。

 同社では「新型コロナウイルス対策グッズ」と銘打ち、同商品のほか、「他府県ナンバーですが地元住民です」「置き配OK」「配達員さんおつかれさまです」などのメッセージと癒やし系のイラストを組み合わせたステッカーなども展開している。「外出自粛中はどうしても不便が多く、ストレスもたまってしまう。そんな中でも笑顔を届けたい、との思いから商品開発を始めた」と振り返る。

 「『豆缶』は複数を組み合わせて自分だけのマスクを作ることができ、小さくても発色が良く、柄もはっきりとしているので、ワンポイントにぴったり。マスクという無地のキャンバスを、自分らしく描いていただけたら」とも。

 価格は220円(税別)。新しい柄も随時追加を予定している。同社公式オンラインショップ「Yahoo!ショッピング店」「楽天店」ほかで販売する。

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