食べる 買う

自由が丘の駐車場に「ブルーボトルコーヒー」自販機 カフェないエリアに設置

駐車場「三井のリパーク 自由が丘学園通り」の一角に設置した「ブルーボトルコーヒー」自販機

駐車場「三井のリパーク 自由が丘学園通り」の一角に設置した「ブルーボトルコーヒー」自販機

  • 65

  •  

 米カリフォルニア発コーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」の専用自動販売機「Blue Bottle Coffee Quick Stand」が2月1日、「三井のリパーク 自由が丘学園通り」(目黒区自由が丘2)に設置された。

[広告]

 ブルーボトルコーヒージャパン(江東区)は昨年8月、ブランド初の同自販機を開発し、渋谷区内に1号機を設置。同社は「大きく生活様式が変化し、自宅で過ごす時間やコーヒーを楽しまれる方も増える中、カフェがない場所や営業時間外でも高品質なスペシャルティコーヒーをお楽しみいただくことができれば」と、これまでに自由が丘を含む都内6カ所で展開している。

 同社広報担当者は「現在、自由が丘エリアには『ブルーボトルコーヒー』のカフェがなく、ぜひ自由が丘の皆さまにも弊社のコーヒーや幅広い商品を気軽にお楽しみいただければという思いから設置に至った」と話す。

 「三井のリパーク」を運営する三井不動産リアルティ(千代田区)はこれまでにも、駐車場の空きスペースを活用し飲料のほか、缶詰やだしなどを販売する自販機を設置するなど「付加価値のある駐車場づくり」に取り組んでいる。自由が丘の同駐車場には今年1月まで、二反田醤油(広島県)のペットボトル入りダシじょうゆ「だし道楽」の自動販売機が設置されていた。

 今回設置した自販機は1台。既存の自販機同様、白を基調に「ブルーボトルコーヒー」ブランドのロゴである青いボトルをあしらっている。支払いはキャッシュレスのみ(クレジットカード、交通系ICカード)。国内の自社焙煎(ばいせん)所で焙煎したフレッシュなコーヒー豆やコールドブリュー(水出し)の缶コーヒー、関連商品も販売する。

 ラインアップは、グァテマラ産コーヒーがベースの深みのあるブレンドコーヒー「ボールド ブレンド」、東アフリカのコーヒー豆をベースにしたフルーティーで爽やかな酸味がある「ブライト ブレンド」(豆200グラム=各1,458円)、100%オーガニックの缶コーヒー「コールドブリュー缶」(236ミリリットル、ボールド、ブライト、シングルオリジン=各640円)、スティックタイプの「ボールド インスタントコーヒー(5本入り)」、京都の老舗あんこ屋とコラボレーションした「ブルーボトル 羊羹(4本入り)」(各1,620円)。

 「(自販機は)短時間で手軽に購入いただけることから、幅広いニーズにお応えする形で多くのお客さまにご利用いただいている」と言い、商品は時期や需要に合わせて入れ替える。

 「今後もカフェの出店と並行して、駐車場などの空きスペース、商業施設やオフィススペースなどにも、弊社の商品をお客さまのニーズに合わせてより多くの場所で展開できる可能性を検討していきたいと考えている」とも。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース