女子サッカーなでしこリーグ1部の「スフィーダ世田谷FC」(世田谷区砧、以下スフィーダ)は3月28日、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場(駒沢公園1)で、大和シルフィードとの開幕戦を迎える。
イタリア語で「挑戦」を意味するスフィーダは2001(平成13)年、世田谷区の街クラブとして創設。地域のサッカー女子選手たちの受け皿となり、小学生から社会人まで合計約170人がトップチームとアカデミーに所属する女子サッカークラブとして普及と育成を進めてきた。
スフィーダは昨年11月15日、「プレナスなでしこリーグ2部」最終節・第18節を首位で迎え、ASハリマアルビオンに2-0で勝利。2位のちふれASエルフェン埼玉、3位のオルカ鴨川FCの猛追を振り切り、クラブ創設初のなでしこリーグタイトルを手にした。
スフィーダ広報担当の川嶋珠生さんは「クラブ創設20年目の集大成として、昨シーズンはなでしこリーグ2部優勝を果たすことができた。なでしこリーグ1部に挑む今シーズンは、新時代の幕開けとしたく『NEW ERA(=新時代)』をスローガンに掲げた。クラブ・地域・サポーターが三位一体となってリーグ日本一を目指したい」と意気込む。
スフィーダのホームスタジアムの一つ、駒沢オリンピック公園陸上競技場で行われる開幕戦は、チームのメインスポンサーで食品スーパーの「サミット」が「サミットブルーウェーブマッチ」と銘打ち、クラブエンブレムや選手紹介をデザインした「応援ハリセン」を来場者に進呈するほか、先着1200人が参加できる抽選会なども予定している。
「メインスポンサーの支援・協力の下、当日は来場の皆さんに楽しんでいただけるさまざまな催しを用意している。お誘い合わせの上スタジアムにお越しいただきたい」と観戦を呼び掛ける。
キックオフは13時。入場料は一般=1,000円、中高生=500円。