米自転車メーカー「スペシャライズド」のコンセプトストア「スペシャライズド自由が丘」(目黒区自由が丘3、TEL 03-6421-3121)が10月23日、目黒通り沿いにオープンした。運営はスペシャライズド・ジャパン(神奈川県厚木市)。
【写真】幅広いジャンルをラインアップする「スペシャライズド自由が丘」店内の様子
スペシャライズドは1974(昭和49)年、米カリフォルニア州で創業。1981(昭和56)年、世界初の量産型マウンテンバイク「Stumpjumper(スタンプジャンパー)」を発売したメーカーとして知られる。世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスをはじめとするワールドツアーに出場するトップチームに機材を提供するだけでなく、トッププロライダーが乗るバイクと同じ技術を生かした一般ユーザー向けモデルを幅広く展開している。
都内のブランドコンセプトストアとしては新宿、銀座に続く3店舗目となる同店の場所は、目黒通り沿いのビル路面店。店舗面積は約68坪。クロスバイクやロードバイク、マウンテンバイク、eバイク(電動アシスト付きスポーツバイク)など試乗車を含む常時24台を用意する。
eバイクのカテゴリーでは、坂道も軽く走破できるというロードバイク「CREO SL」(57万2,000円~169万4,000円)、マウンテンバイク「LEVO SL」(64万9,000円~169万4,000円)、街乗りに最適という「VADO SL」(42万9,000円~56万1,000円)など全ラインアップをそろえる。このほか、パフォーマンスロードバイク「TARMAC」(35万2,000円~165万円)、通勤・フィットネス向けクロスバイク「SIRRUS」(6万8,200円~19万8,000円)など。
店内には、人間工学に基づく独自のフィッテング技術「BODY GEOMETRY(ボディジオメトリー)」を生かしたサドルやシューズ、ヘルメット、アパレルをそろえるほか、ライダーの身体の特徴や乗る目的に合わせ一人一人に最適な乗り心地を提案するフィッティングサービス「RETÜL FIT」スペース、同ブランド以外のバイクにも対応するメカニックスペースなどを設ける。
ストアマネジャーの瀬谷祐介さんは「自由が丘店では、都市部での通勤に使いやすいクロスバイクや電動アシスト付きスポーツバイクから、本格的に山を駆け下りるマウンテンバイク、ロングライドやレースで活躍するロードバイクまで幅広いジャンルをカバーする」と話す。「海外でのロードレース経験者やマウンテンバイクパークで走りを楽しんでいるスタッフなどが在籍し、その豊富な経験値を基にお客さまに適したバイクを紹介できるのが強み」とも。
営業時間は、平日=11時~20時、土曜・日曜・祝日=10時~19時。火曜・水曜定休(祝日の場合は翌日)。