ベテランと若手のイラストレーターによる2人展「五辻盈・ワタナベリョウ年の差展『どうぶつとおんがく』」が9月22日、ギャラリー自由が丘(世田谷区奥沢5、TEL 03-6715-6551)で始まった。
「五辻盈・ワタナベリョウ年の差展『どうぶつとおんがく』」から、ワタナベリョウさんの作品「ニューオリンズ」
五辻盈(いつつじみつる)さんは1943(昭和18)年生まれ。広告制作会社「サンアド」を経て、40歳でフリーのイラストレーターに転身。現在は神奈川県・湘南の江の島エリアを拠点に活動している。
ワタナベリョウさんは1998(平成10)年、愛知県北名古屋市生まれ。2020年、武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒業。現在は絵画教室で講師を務める傍ら、作家、イラストレーターとして活動している。
同展では、共に動物をモチーフにしたイラストを手がける2人が「動物と音楽」をテーマに描いた作品約40点を展示する。2人は同展に向け、1年以上前からオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」でやりとりをしながら作品を制作してきたという。
同ギャラリーの担当者は「55歳の年齢差はあるが、五辻さんの作風がみずみずしいこともあって、2人の作品からは年齢差を感じない。ユニークな発想で表現した動物の姿に思わずほほ笑んでしまい、パワフルで温かみのある作品から元気をもらえるかも」と話す。作品は一部を除いて販売する。
開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月28日まで。