自由が丘の老舗菓子店「亀屋万年堂 総本店」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3717-0400)が12月30日、新年限定和菓子「うさぎ薯蕷(じょうよ)まんじゅう」の販売を始める。
来年の干支(えと)「卯(う)」にちなんだ同商品。もちもちとした食感の山芋生地で、北海道産小豆を使ったこしあんを包んだ。紅色生地でかわいらしいウサギを表現した。
同じ薯蕷まんじゅうで、お多福の顔をかたどった白色生地の「福笑い」も販売する。「おめでたい紅白でそろえるなら、こちらもお薦め」(同店)という。価格は各194円。
このほか、新春向け和菓子として今月22日からどら焼き「迎春黒糖虎焼」「迎春バター虎焼」の販売も始めた。黒糖虎焼は、沖縄県産黒糖と香川県産和三盆蜂蜜を使って独特の虎模様に焼き上げた生地に、北海道産大粒小豆を使った自家製粒あんを挟んだ。バター虎焼は、しっとりとやわらかく虎模様に焼き上げた生地に、北海道産バターに沖縄県産海水塩を入れて塩味を利かせたバタークリームと自家製粒あんを挟んだ。価格は各162円。いずれも迎春用パッケージで提供する。
同店のほか「亀屋万年堂 自由が丘駅前店」(自由が丘2、TEL 03-3717-4510)など直販店舗28店で取り扱う。「うさぎ薯蕷まんじゅう」「福笑い」は来年1月3日まで、「迎春黒糖虎焼」「迎春バター虎焼」は同4日まで。
営業時間は、総本店=9時30分~18時(1月1日は10時~17時30分、1月2日・3日は17時30分まで)。