東急東横線・田園調布駅前にあるシャルキュトリー専門店「Metzgerei SASAKI(メッツゲライ・ササキ)」(大田区田園調布3、TEL 03-5755-5971)が8月2日、一口サイズにしたパテを詰め合わせたおつまみ商品「パテ・コレクション」を発売する。
店頭では「フロマージュ・ド・テット」(写真左)などのパテを量り売りで提供する
ハムやソーセージ、パテ(肉や魚を細かく刻んでペースト状にしたもの)、テリーヌなどの食肉加工品「シャルキュトリー」を手がける同店は2021年、テイクアウト専門店としてリニューアル。メインシェフを務める福田耕平さんは、シャルキュトリーの中で代表的な冷製料理で、パテをパイで包んだ「パテ・クルート」の出来栄えを競う「第11回パテ・クルート世界選手権決勝大会」(2021年)で優勝している。
「フランスで古くから愛され続けてきたパテのおいしさを日本にも伝えたい」と、日本人の口に合うようアレンジを加え、見た目も楽しめるようにと色鮮やかなパテを開発している同店。今回発売する商品では、「パテをさらにさまざまなシーン・さまざまな方々に楽しんでほしい」とパテを一口サイズにカットし、ボックスに詰め合わせた。
内容は、豚肉・豚レバーに野菜と香辛料を加えて焼き上げた田舎風パテ「パテ・ド・カンパーニュ」 、豚のほほ肉・タン・耳を柔らかく煮込んで豚本来が持つゼラチン質で固めた「フロマージュ・ド・テット」のほか、「バスク風パテ」「自家製コンビーフ」「合鴨のリエット」「イタリアパセリと自家製ハムのテリーヌ」の6種類・計7品。
同店を手がけるタカラ食品工業(大田区)は「王道からアレンジを効かせた変わり種まで、ワインとも相性抜群の『パテ・コレクション』はギフトにはもちろん、いろいろな種類を食べ比べしたい方やこれまであまりパテを食べたことがなかった方にも手に取るきっかけになれば」と話す。
価格は2,592円。店頭のみで扱う。