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「窓ぎわのトットちゃん」声優が自由が丘駅案内 大井町線車内放送

東急大井町線の急行車両で流れるアナウンスを担当した大野りりあなさん © 黒柳徹子/2023 映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会

東急大井町線の急行車両で流れるアナウンスを担当した大野りりあなさん © 黒柳徹子/2023 映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会

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 東急大井町線の急行車内で11月22日、東急線沿線を舞台にしたアニメーション映画「窓ぎわのトットちゃん」(12月8日公開)とコラボしたアナウンス放送が始まった。

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 全世界で2500万部超を売り上げた俳優・黒柳徹子さんの自伝的著書「窓ぎわのトットちゃん」の初の映画化となる同作。以前の小学校を退学になったトットちゃんが、目黒区自由が丘にあった「トモエ学園」で経験した思い出が描かれている。

 主人公のトットちゃんが通学に使ったのが現在の東急大井町線で、映画では今から約80年前の自由ケ丘駅(旧表記)駅舎の様子や当時の車両などが描かれている。「現在の大井町線自由が丘駅、北千束駅、九品仏駅エリアが舞台で、当社にゆかりの深い作品となっている」(東急)ことから、今回のコラボレーションが企画された。

 アナウンスを担当したのは、主人公トットちゃん役の声優を務めた大野りりあなさん。現在7歳で、作中のトットちゃんと同い年。生き生きと演じる声に、黒柳さん自身が「トットちゃんのイメージにぴったり」と言うほど。

 車内アナウンスが流れるのは大井町線急行6000系、6020系電車のみ。タイミングは、二子玉川駅(上り)・大岡山駅(下り)出発後と、自由が丘駅到着前(上り・下り)の2回。

 自由が丘駅到着間近に流れるアナウンスでは「次は、トットちゃんが通っていた『トモエ学園』の最寄り駅、自由が丘です。電車から降りるときは、足元に注意してね。それじゃ、この先もお気をつけて。トットちゃん役の大野りりあなでした」と乗客に呼びかける。

 SNS上では、「車内アナウンスがトットちゃんになってた」と驚く声や、「トモエ学園のあった自由が丘限定なのかしら面白いね」などの声が見られる。

 アナウンス放送は12月22日まで。

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