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自由が丘「亀屋万年堂総本店」が駅前に移転 店舗限定商品「ナボロン」も

東急東横線・大井町線自由が丘駅前に移転オープンする「亀屋万年堂 自由が丘総本店」店内(イメージ)

東急東横線・大井町線自由が丘駅前に移転オープンする「亀屋万年堂 自由が丘総本店」店内(イメージ)

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 自由が丘の老舗和洋菓子店「亀屋万年堂 自由が丘総本店」(目黒区自由が丘2、TEL 03-3717-04510)が9月14日、自由が丘駅前に移転オープンする。

定番菓子「ナボナ」を進化させたという「ナボロン」シリーズの新商品「東京ナボロン」

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 亀屋万年堂は1938(昭和13)年、自由が丘で創業。1963(昭和38)年に発売した洋風どら焼き「ナボナ」は、プロ野球・巨人軍の王貞治選手(当時)が出演したテレビCM「ナボナはお菓子のホームラン王です」のキャッチフレーズとともに一躍有名となった。2021年、総合和菓子メーカーのシャトレーゼホールディングス(HD、甲府市)が亀屋万年堂の全ての株式を取得し、完全子会社となった。

 新旗艦店となる同店は、自由が丘駅・正面口の旧「亀屋万年堂 自由が丘駅前店」を改装。白を基調とした店内の壁には、旧総本店に掲げていた金文字の木彫り看板を白一色に塗り上げ、取り付けた。運営する亀屋万年堂(本社=横浜市)は「これまでの歴史を大事にしつつも、より良い物をお客さまへお届けするために『新しく生まれ変わる』との決意を込めた」と話す。

 「自由が丘の風土と亀屋万年堂の歴史を融合させた『新しい亀屋万年堂』」と位置付ける同店では、ブランド全商品をそろえるほか、「総本店限定」の新商品を投入する。

 第1弾は、定番菓子・ナボナを進化させたという新しい和菓子「ナボロン」シリーズから、「東京ナボロン」「自由が丘ナボロン」の2種類を販売する。

 「東京ナボロン」は、素材の香りとドライフルーツを組み合わせたようかんを、卵白を使ったソフトカステラ生地でサンドした。フレーバーは、「バニラ 葡萄(ぶどう)キャラメル」「チョコレート 無花果(いちじく)コーヒー」「白桃 マンゴー 紅茶」など6種類。価格は1個248円で、3個入り・6個入り・8個入りのギフト箱も用意する。

 ナボロンの生菓子タイプ「自由が丘ナボロン」は、口溶けのよいクリームとフレッシュハーブの香りが特徴の「クリーミーな新感覚和菓子」という。フレーバーは、「いちご&バジル」「オレンジ&ローズマリー」「生チョコ&ミント」の3種類。価格は248円。

 今年冬には第2弾となる、カラフルなもなかの中にチョコレートクリームを詰めた和風ボンボンチョコ「自由が丘もなか」の販売も予定する。

 新旗艦店について、同社は「目指したのは、さまざまなカルチャーが混ざり合う、今の自由が丘そのものが表現されたブランド。私たちが愛する自由が丘の雰囲気を、和菓子や店舗で味わってほしい」と話す。

 営業時間は9時~20時(9月14日、15日、16日は19時まで)。

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