画家・大橋ふみのりさんの作品展「大橋ふみのり展~Bon appetit Paris(ボナペティ パリ)~」が10月24日から、ギャラリー自由が丘(世田谷区奥沢5、TEL 03-6715-6551)で開催される。
大橋さんは1976(昭和51)年栃木県生まれ。2001年に渡仏し、パリの美術学校「アカデミー・ド・ポール・ロワイヤル」で学んだ。2007年から3年連続でフランス国立美術協会「ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール展」入選のほか、国立グラン・パレ美術館「デッサンと水彩画のサロン展」や100年以上の歴史を持つ仏公募美術展「サロン・ドートンヌ」に複数回入選を果たすなど国内外での受賞多数。作品発表のほか舞台美術やデザインなども手がけ、自由が丘では長年水彩画教室「やさしい絵の時間」を開いている。
自身の作品について、大橋さんは「お菓子と音楽と動物を絵画の中に取り入れ、非日常空間の中に温かみのある物語が感じられる絵画を追求している」と言い、現在は、その世界観を和と洋を融合させた絵画スタイルで表現しているという。
同ギャラリーで9回目となる作品展では、コロナ禍を経て3年ぶりに訪ねたというパリの街で描きとめたスケッチやアイデアを元にした作品約40点を展示する。作品は販売も行う(1万8,000円~)。
開催時間は11時~18時(最終日は16時まで)。今月30日まで。26日は大橋さんによるアーティストトーク(15時~)を予定している。