現代アート作家・月乃カエルさんの作品展「TOMORROW IS WONDERFUL DAY」が1月18日、ギャラリー自由が丘(世田谷区奥沢5、TEL 03-6715-6551)で始まる。
現代アート作家・月乃カエルさんの作品「The World is beautiful -Dollarbird-01」
月乃さんは1963(昭和38)年、東京生まれ。
IT企業で長年システムエンジニアとして働いていた2009(平成21)年、デジタルイラスト作品を作り始めた。月野さんによれば、「当時は中間管理職の46歳で、(作品制作は)子どもの頃の忘れ物を取りに戻るような感覚だった」という。
2014(平成26)年には独学で3Dアート作品を手がけるようになり、個展開催や国内外のアートフェア出展などを経て、2019年、専業作家として本格的に活動を始めた。
作品は、プリントアウトしたデジタルイラストを透明樹脂(レジン)でコーティングして階層化し、ラメやラインストーンなどの装飾素材を組み合わせて絵画のように仕上げる。
同展では40点以上の3Dアート作品を展示するほか、オリジナルアクセサリーの展示販売も予定する。
企画した同ギャラリーの大岩明美さんは「デジタル感とハンドメードによるアナログ感、未来的でありながらノスタルジック、工作のようで絵画的と、唯一無二の作品。見た人が明るい気持ちになれるような魅力がある」と話す。
開催時間は12時~18時(最終日は17時まで)。入場無料。今月26日まで。