例年数十万人を動員する自由が丘最大のイベント「第36回 自由が丘女神まつり」が10月12日・13日、開催される。主催は自由が丘商店街振興組合(目黒区自由が丘1)。
毎年10月開催の同イベントは、自由が丘駅前ロータリーに建つ「女神像」前に作られた特設ステージをメーンに、商店街ごとに飲食・物品販売などのイベントを街中で展開するもの。今年は新会場として、同イベントポスターで使われているイラストレーター・鈴木英人さんの期間限定特設ギャラリー、すずかけ通り沿いのコインパーキングにライブステージ「Jazz Station」が登場する。
同イベントの今年のテーマは「Re:」。同組合事務局の中山雄次郎事務長は「自由が丘が近年積極的に取り組む環境問題はRecycle(リサイクル)、1980年代を代表する鈴木英人さんのギャラリーはRevival(リバイバル)、各エリアの楽しいイベントでRelax(リラックス)、Refresh(リフレッシュ)とすべて『Re:』から始まっている。漢字に置き換えれば『再』、そこから自由が丘へ戻る、振り返るといった意味も込めた。ぜひ一人ひとりの『Re:』を楽しんでもらえれば」と話す。
駅前メーンステージでは、ジャズボーカリストとして活躍するCHAKAさんのライブ(12日)ほか各種コンサート、パティシエの辻口博啓さんと野菜ソムリエの王理恵さんによるエコにまつわるトークショー(12日)、そのほかドッグパフォーマンス(13日)など子ども向けのショーも行われる。
昨年に引き続き、エコイベント「MOTTAINAI JIYUGAOKA 08~本を森に帰そう~」も開催。自宅にある読み終わった本を寄贈してもらい、東京古書組合の古書市場に出品して得た売上金を新プロジェクト「自由が丘森林化計画」への募金に充てる。そのほか自由が丘北口・南口の2カ所にPASMO電子マネー端末を設置して一部の飲食販売に適用、端末売上金の10%も同プロジェクトに募金するという。
各イベントの詳細スケジュールは、同商店街振興組合公式サイトやイベント期間中に配布する公式パンフレットで告知する。