駒沢オリンピック公園体育館内でフラフープ専門店を展開するフープダンスジャパン(世田谷区駒沢1、TEL 03-3421-2687)が5月上旬に発売した折り畳み式フラフープ「コンパクトフープ」が、人気を集めている。
「コンパクトフープ」を開発したフープパフォーマーのYoshiさん
同商品は、日本初のフラフープパフォーマー「Mix&Yoshi」が企画製造したエクササイズ用オリジナルフラフープ。直径95センチ、重量700グラムのポリエチレン製フープ(輪)を折り畳むと約4分の1サイズまで小さくなり、持ち運びや収納に便利とあって現在注文が相次いでいるという。
折り畳み式の秘密は、フープに仕込んだ回転式ジョイント。両手でジョイント部分を回転させながら円形から8の字に変形させ、2つになった輪を重ねて折り畳む構造。
アイデア発案者のYoshiさんは「開発当初は素材の変形トラブルが多く、国内の製造メーカーに何度も足を運んで半年以上かけて完成させた」。今まで組み立て式のフープは海外でも販売されていたそうだが、「このスタイルは世界初」(同)と完成度の高さに自信を見せる。
同社は、フープを使ったアメリカ生まれの新スポーツ「フープダンス」のスクールで、MixさんとYoshiさんが開発したフープを使ったストレッチ、エクササイズ、エンターテインメント・テクニックを2人から直接学ぶことができる。
今年4月から同体育館へ本拠地を移してレッスンを開始。参加生徒は3~90歳と幅広く男性も多い。「フープは子どもから大人まで楽しめ、すぐにコツをつかんで回せるようになる。一般向けのエクササイズだけでなく、リハビリ目的や障害者の方などにも指導を行っているので、ぜひ多くの方に楽しんでほしい」(Mixさん)。
カラーは3色を用意し、価格は7,900円。ネットで販売するが、同体育館内にある店舗では折り畳んだフープを収納できるハンドメード製袋付きの限定品(10,500円)も扱っている。
営業時間は9時~19時。第3月曜定休。