青山ブックセンター自由が丘店（目黒区自由が丘2）で9月15日、作家・嵐山光三郎さんを迎えて新刊「人妻魂（ひとづまだましい）」記念ミニトーク＆サイン会が行われる。

　同イベントは、同店開店2周年記念イベントの一環として行われるもので、当日は嵐山さんが同店に来店し8月23日発売の著書「人妻魂」（マガジンハウス）をメインにトークを行う。

　同書は、漱石、鴎外、鏡花、芥川、安吾の妻、白秋の三人の妻、与謝野晶子、平塚らいてう、林芙美子、幸田文、武田百合子など明治・大正・昭和を彩る有名人人妻53人の波瀾万丈の人生を描いたもの。嵐山さんならではの視点による嵐山エンターテインメント文学史に仕上がっている。

　今回同イベントを企画した同店文芸書担当の柳瀬利恵子さんは「嵐山さんはいろいろな分野に興味をお持ちの方なので、おそらくイベント当日も著書に関する話だけにとどまるとは思えない。どんな方向へ話が広がっていくか、ぜひ楽しみにしてほしい」と話す。

　開始時間は14時（開場13時45分～）。前半のミニトーク会は参加無料、後半のサイン会は同店で嵐山さんの著作（文庫本を除く）購入者先着50人を対象に行われる。著作購入は事前に電話予約も可能。

　営業時間は11時～23時。

青山ブックセンター