自由が丘北口すずかけ通りに12月17日、たい焼き専門カフェ「NAZEYA」(目黒区自由が丘2)がオープンした。経営は美容室「ロゴスビューティーサロン」などを展開するロゴス(大阪府岸和田市)。
「今までにない新感覚なスイーツたい焼き」「冷めてもふんわりとしたバター風味の皮」をコンセプトに展開する同店。「さらにたい焼きでサンドイッチも作るなど『なぜ?』がいっぱい詰まった楽しい店作りを目指した。普通のたい焼きを想像したら、いい意味で裏切られるはず」と同社ゼネラルマネジャーの仲田章剛さん。
同店はすずかけ通り沿いの路面店で、店舗面積は約19坪。店内は白と茶を基調とし、BGMにはジャズを流すなど落ち着いた雰囲気に仕上げた。席数は、テーブル席とソファ席で計18席。
スイーツテイストのバターたい焼きの味は、同社が開発した特別配合の生地と焼き上がりにまぶす「粉末バター」が特徴で、焼き上がりのおいしさを一番にコーヒーや紅茶などドリンクとの相性も考えて開発したという。
たい焼きメニューは、同店オリジナルフレーバー「メープルナッツ」(230円)のほか「黒あん」(200円)、「白あん」(200円)、「バニラカスタード」(230円)、「プレーン(あん無し)」(100円)の5種類。そのほか1日200個販売する季節限定品「フォーシーズンズ・スペシャル」(300円)もあり、現在は「絶品・焼きりんご」を提供している。
サンドイッチの具材をたい焼き生地で挟んだイートイン限定の「たいサンド(2匹=700円)」は、スモークサーモン、タマゴと粒マスタード、生ハムとクリームチーズ、グリルチキンの全4種類。そのほか「週替わりたいサンド」もそろえる。
ドリンクは「ヨーロピアンコーヒー」(600円)、「エスプレッソラテ」(700円)、「紅茶」(6種類=700円)、「緑茶(玉露)」「中国茶(ジャスミン、東方美人)」(各600円)など。
今回の出店について、仲田さんは「当初は本社のある大阪市内中心部や東京・渋谷などへの出店も考えたが、折しもたい焼きブームの再加熱を肌に感じ、そうした流行に乗った出店ではなく末永く店舗として愛される店にしたいと自由が丘を選んだ」といい、「これまでのたい焼きとは一線を画す『スイーツたい焼き』を認知していただき、今後は都内以外でも出店していきたい」と意欲をみせる。
営業時間は、平日=11時~19時、土曜・日曜・祝日=11時~20時。水曜定休。