自由が丘駅南口エリアで5月21日～23日、毎年恒例のイベント「Marie Claire Festival 2010」が開催される。

子どもから大人まで人気の「コメディーパフォーマンスショー」（昨年時の様子）

　同イベントは、自由が丘駅南口に面したマリクレール通りと九品仏川緑道をメーンに、シャンソンライブや大道芸を行う「イベントステージ」、フランスワインやヨーロッパチーズなどをそろえる「フードコート」、衣料や雑貨など特別価格で提供する「ワゴンセール」を展開する。

　自由が丘南口は、1999年に南仏エクス･アン･プロバンス市と友好都市の提携を結んでいたことからフランスとのかかわりが深く、同イベント後援には今もフランス大使館文化部が名を連ねている。

　イベントスタート当初は、本家パリ祭をイメージして7月に行われていたが、「日本は梅雨の影響で天候不順な時。そこで年間を通して季候の良い5月に行うようになってから、毎年皆さんから好評をいただいている」と自由が丘南口商店会会長の志村本道さん。

　期間中、九品仏川緑道沿いにオープンテラスを設け、新緑の木の下でステージや飲食を楽しめるのが人気の理由。「やはりメーンは『ワイン』と『シャンソン』、この2つはぜひ楽しんでほしい」と志村さん。

　ステージは、元「銀巴里」マネジャー松浦進一さんプロデュースの「街角のシャンソニエ」、ボードビルクラウンなどの大道芸人が集まる「コメディーパフォーマンスショー」のほか、インストゥルメンタルコンサートや「シルバニアファミリー」キャラクターショーなど。

　詳しいイベントスケジュールなどは、期間中に配布するパンフレットで確認できる。