東急東横線・大井町線自由が丘駅構外、北口改札横に9月24日、「danish Bar(デニッシュバー)自由が丘店」がオープンした。経営はアンデルセングループのマーメイドベーカリーパートナーズ(品川区)。
デニッシュバーは、同社グループブランド「リトルマーメイド」で人気を集めていたデニッシュの専門ショップとして昨年より展開。宇都宮店、木場店に次ぎ3店舗目となる同店は、商業施設以外での初の単独出店となる。
対面式の店舗面積は約2坪。同社独自の冷凍生地を店内に設置したオーブンで焼き上げ、焼きたてのデニッシュ商品を提供する。
メニューは、練乳入りのコクのあるデニッシュ生地をスティック状に焼き上げた「デニッシュバー」と、マジパン入りのペストリー生地をボール状に焼き上げた「デニッシュボール」のラインアップから常時5種類を用意。うち1種類は、月替わりで季節に合わせた新商品を投入する。現在提供しているのは、デニッシュバー「カリカリシュガー」(120円)、「黒糖」(140円)、デニッシュボール「シュガー」「チョコ&チョコ」「レーズン」(各100グラム=260円)。
そのほか同店オリジナルメニューとして、「ミルクソフトクリーム」(280円)、焼きたてのデニッシュとソフトクリームの組み合わせ「デニッシュパフェ」(380円)など。
客単価は450円~500円。ターゲットは、同駅を利用する通勤・通学客から週末の来街者まで幅広くとらえる。「スティック状やボール状のデニッシュは、手軽につまめる『大きさ』と『食べやすさ』が特長。さらに時間指定の取り置きも可能なので、本当の焼きたてのおいしさを味わっていただければ」と同社デニッシュバーショップチーム・マネジャーの長谷川俊さん。
「自由が丘駅という好立地に出店したことで、これを起点に『デニッシュバー』のブランド展開を本格化していきたい」といい、今後は同店のような駅立地やサービスエリアなどへの出店も視野に入れているという。
営業時間は10時~21時。