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アート作品を鑑賞しながら鍋料理-「東京純豆腐」でイラスト展

食事をしながら若手作家の作品が楽しめる「東京純豆腐 自由が丘店」店内の様子

食事をしながら若手作家の作品が楽しめる「東京純豆腐 自由が丘店」店内の様子

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 自由が丘にあるスンドゥブ専門店「東京純豆腐 自由が丘店」(目黒区自由が丘2)で現在、「大鳳ヘッポバーン イラスト展」が開催されている。

現在開催中の「大鳳ヘッポバーン イラスト展」作品から

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 同店を運営するブラスアンドカンパニー(豊島区)は、料理を楽しみならが旬のアーティストの作品も楽しんでもらいたいと、店内スペースを無料ギャラリーとしてアーティストに開放する「Art Gallery 東京純豆腐」を企画。今年8月より「東京純豆腐」1号店の青山店で行い、利用客の好評を集めたことから自由が丘店でも11月より展開している。

 大鳳ヘッポバーンさんは、2008年に武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業。広告代理店勤務を経て現在フリーのイラストレーターとして、ウェブをメーンに都内のグループ展などに参加しながら制作活動を行っている。青山店に続いて2回目の出展。

 作品のメーンモチーフとして登場するのは、頭が動物で体は人間の形をしたポップでシュールな「動物人間」。今回はそうした動物たちが暮らす街「Oodri winter village」をテーマに、クリスマスシーズンらしいカラフルな作品約10点を展示する。

 同社東京純豆腐事業部広報の藤木由香さんは「新進気鋭の若手作家さんたちが作品展を開きたいと思っても、会場のほとんどが有料で苦労している状況だと聞いた。そこで才能ある作家の作品を多くの人に見てもらえる場所を当店で提供したいと考えた」と話す。

 「女性1人でも気楽に入れるレストラン」をコンセプトにする東京純豆腐。同店も、商業施設「Luz自由が丘」地下という立地ながら白を基調とした明るい内装で、若い女性や遅いランチタイムを楽しむ主婦の利用が多い。

 「そうしたお客さまに食事を取っていただきながらゆっくりとアート鑑賞も楽しんでいただきたい。当店の鍋料理と合わせて温かくなってもらえたら」(藤木さん)。今後も引き続き作品展を予定していくという。

 営業時間は11時~23時。同展は12月26日まで。

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