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自由が丘のパブでチャリティーコンサート-ハープ奏者が定期開催化へ

チャリティーコンサートを企画したハープ奏者の奥田恭子さん

チャリティーコンサートを企画したハープ奏者の奥田恭子さん

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 アイリッシュパブ「CLANN(クラン)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3725-9116)で4月2日、ハープ奏者の奥田恭子さんによる「東北関東大震災チャリティーコンサート vol.1 上を向いて歩こう」が開かれる。

「チャリティーコンサート vol.1 上を向いて歩こう」告知ポスター

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 8歳よりハープを始めた奥田さんは、武蔵野音楽大学器楽学科を卒業後、2005年にモスクワで開催された「第3回 Vela Dulova国際ハープコンテスト」で優勝、2009年「第21回日本ハープコンクールプロフェッショナル部門」で優勝した実力を持つ。現在は国内をメーンに、ソロ、室内楽、オーケストラでの演奏活動を行っている。

 奥田さんは「テレビから毎日流れる映像を見ながら、自分には何ができるだろうとずっと考えていた」といい、「コンサートを自粛されているところもあるが、考えてばかりいても前へは進めない。東京の皆さんに元気を、被災地の皆さんには義援金をお届けしたい」とチャリティーコンサートを企画したという。

 当日前半は、奥田さんのグランドハープでシューベルト「春への憧れ」や箏曲「さくらさくら変奏曲」「六段の調べ」など、多くの人に親しまれているクラシックや日本の曲を演奏。後半は、奥田さんの友人で同じくハープ奏者の新井薫さんをゲストに迎え、新井さん弾き語りによる「ダニー・ボーイ」のほか、グランドハープとアイリッシュハープによる奥田さんと新井さんのデュオ演奏も。

 被災地の人々の苦しみを忘れないよう、できる限り定期的にコンサートを続けていきたい考えで、次回公演は5月8日を予定。「いろいろな楽器とも共演できたら。興味を持った演奏家の方からのご連絡をお待ちしている」とも。

 開催時間は14時~16時(予定)。定員100人。チケットは2,000円で、小学生以下は無料。経費を差し引いた全金額は、日本赤十字社を通じて被災地へ寄付する。申し込みは奥田さんの公式ブログで受け付けている。

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