駒沢通り沿いに10月5日、ドルチェカフェ「BABBI KOMAZAWA PARKSIDE(バビ・駒沢パークサイド)」(世田谷区深沢2)がオープンした。
「バビ」は1952年、イタリアでジェラートコーン工場として誕生。現在はチョコレートウエハースとジェラートをメーンに、有名ブランドが自社イベント時に使用する「ダブルネーム」仕様のスイーツアイテムなども提供している。
2002年より、日本国内での「バビ」のブランディングを手がけるMDF(世田谷区)が店舗展開を開始し、都内では新宿タカシマヤ(渋谷区)、松屋銀座(中央区)、東急百貨店本店(渋谷区)などに出店。今回オープンした同店は、今年5月にオープンした路面店「BABBI ROPPONGI HILLS」(港区)に次いでカフェメニューを打ち出した業態となる。
カフェメニューは、「バビ」初のスナックメニューとなる「生ハム、モッツァレラ、トマトのパニーニ」、「スモークサーモン、クリームチーズ、ほうれん草のパニーニ」(各900円)などを提供。マロンムースとジェラートの組み合わせ「ジェラート コン ムース カスターニャ」(1,000円)など、季節のレシピとジェラートによるドルチェメニューもそろえる。
ジェラートメニューは、期間限定品を含めて常時18種類を用意。定番の「チョコレート」「ピスタチオ」をはじめ、秋らしい「マロン」や「カボチャ」なども。価格は525円~で、テークアクトも可能。
駒沢通りから見た同店の外観は、黒を基調としたシックな色合い。内観は、ブランドカラーの赤を基調とした明るい雰囲気で、イタリア家具ブランド「カルテル」の照明やチェアを配した。席数は店内=14席、駒沢通りに面したテラス席=22席(雨天時は4席)。
同店について、広報担当の河内謙吾さんは「当初は、六本木ヒルズ店と同じく20~30代の女性客を想定していたが、駒沢公園が近いということもあって散歩の途中で立ち寄られる家族客の利用が多い。ハロウィーンやクリスマスなどイベントに合わせたパッケージデザイン商品をそろえているので、味はもちろんのこと目でも楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は11時~21時。
BABBI
関連記事(六本木経済新聞)-けやき坂に伊・スイーツブランド「BABBI」のカフェ