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北海道の木製テーブルウエア工房「高橋工芸」展-奥沢「D&D」で

古くから縁起の良い木として親しまれているエンジュの木を使った高橋工芸のテーブルウエア「エンジュシリーズ」

古くから縁起の良い木として親しまれているエンジュの木を使った高橋工芸のテーブルウエア「エンジュシリーズ」

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 環八通り沿いにある家具・生活雑貨のデザインセレクトショップ「D&DEPARTMENT PROJECT TOKYO」(世田谷区奥沢8、TEL 03-5752-0120)で現在、木製テーブルウエアを紹介する「高橋工芸」展が開かれている。

卵の殻の曲線を思わせる、高橋工芸の木製テーブルウエア「Caraシリーズ」

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 全国の伝統工芸や地場産業の一つひとつに焦点を当てて紹介する、月替わりの展示販売「NIPPON VISION GALLERY」シリーズ。今回は、ろくろびきの木製テーブルウエアを手掛ける「高橋工芸」(北海道旭川市)を取り上げる。

 地元北海道産の素材にこだわる同工房。山に植えてある状態で木を買い付けて伐採し、数年かけて寝かせ、反りや縮みを落ち着かせた後に加工に取り掛かるという。

 展示販売するのは、センの木を使った厚さ2ミリの薄くて軽い「KAMIシリーズ」、角度から生まれる機能を形にした「Kakudoシリーズ」、自生するシナの木を使い卵の殻の曲線を思わせる「Caraシリーズ」、古くから縁起の良い木として親しまれているエンジュの木を使った「エンジュシリーズ」の4種類。

 「どれもとても使い勝手がよく、木のやさしい風合いが特徴。中でも、高橋工芸のルーツとも言える『エンジュ』は通常は店頭で取り扱っていないもの。ぜひ手に取っていただけたら」と同店広報担当の甲野藤祐子さん。

 各シリーズの主な商品と価格帯は、「KAMI」=ショットグラス、マグ、プレートなど7種類(2,100円~6,825円)、「Cara」=ソーサー、プレート、ボウルなど10種類(1,365円~7,140円)、「kakudo」=Bagle Trivet、Bagle Plateの2種類(3,990円~5,250円)、「エンジュ」=湯飲み、モーニング、タンブラー、ビアマグの4種類(1,260円~3,255円)。

 同工房の商品は、仕上げに食器用ポリウレタン塗装を施しているため中身が色移りする恐れが少なく、食器用洗剤で洗うことも可能。「丁寧に扱えば長く愛用でき、軽くて持ち運びしやすいのでアウトドアにもおすすめ。木のぬくもりや質感、口当たりをぜひ実感してほしい」とも。

 営業時間は、ショップ=12時~20時、ダイニング=11時30分~23時(金曜・土曜は24時まで)。水曜定休、12月28日~1月1日休業。来年1月10日まで。

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