私の部屋リビング(目黒区自由が丘1)が展開する生活雑貨ブランド「キャトル・セゾン」は9月19日、同ブランド日本1号店オープン25周年を記念してオリジナル企画CD「ミュージック・フォー・リーディング」をリリースした。
1968年、パリで創業した生活用品店「キャトル・セゾン」(現在は閉店)。日本では同社が1987(昭和62)年9月、旗艦店「キャトル・セゾン トキオ」(同2)を自由が丘にオープン。「自然を感じながら豊かに住まうパリの暮らし」をテーマに、古き良きフランスの生活文化と新しい感性を調和させた生活雑貨を提案。現在は全国に18店舗を展開する。
同ブランドはこれまで「音楽のインテリア」をコンセプトにしたオリジナル企画CDを販売しているが、今回の作品はディスクユニオン(千代田区)が昨年8月に立ち上げた読書用品ブランド「BIBLIOPHILIC」による読書のための音楽レーベル「Music For Reading」からのリリースとなる。
収録曲は全8曲。演奏は、フランスの大衆音楽として歴史的背景を持つバル・ミュゼットをベースに、マヌーシュギター、アコーディオン、コントラバスで構成する日本人トリオ「モンジュー」。プロデューサーは同社の前川睦夫社長、監修はブックコーディネーターの内沼晋太郎さんが務めた。
「これまで発売してきた企画CDに比べると全体的にしっとりとしたメロディーで、『ゆっくりと夜に聴きたい』とおっしゃるお客さまが多く、好評を頂いている」と同ブランド広報担当の小倉淳子さん。
価格は1,680円。「キャトル・セゾン」全店、「アトリエ・パリジェンヌ」「キャトル・セゾンプティ」で販売している。