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自由が丘にヨーロッパ製アンティーク家具店-専門コンシェルジュも

製作されてから100年以上を経過したヨーロッパ製アンティーク家具を取りそろえる「アンティークファニチャー Pancada」外観

製作されてから100年以上を経過したヨーロッパ製アンティーク家具を取りそろえる「アンティークファニチャー Pancada」外観

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 自由が丘北口に12月23日、ヨーロッパアンティーク家具専門店「アンティークファニチャー Pancada(パンカーダ)」(目黒区緑が丘2、TEL 03-5701-7380)がオープンした。

幾何学模様の象眼細工が目を引く、英メープル社製「インレイドサイドキャビネット」(推定年代=1910年代、主素材=マホガニー材)

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 英国政府が定義する「製作されてから100年以上を経過した」イギリス中心のヨーロッパ製アンティーク家具を取りそろえる同店。2008年から目黒・柿の木坂にショールームを置いていたが、「大人の街・自由が丘でクラシカルアンティークを紹介したい」と移転を決めた。

 出店場所は自由が丘グリーンロード沿いの路面店。店舗面積は約70平方メートル。エントランスに英国国旗を掲げ「ロンドン」をイメージしたという店内には、1800年代後半から1900年代初頭に作られたテーブルやチェア、チェストなど重厚なアンティーク家具が並ぶ。

 独自のルートを持つディーラーやオークションから仕入れるという同店。家具のデザインやフォルムバランス、木の材質や種類、推定製造年代にもこだわりを見せる。「イギリスでは良いものを長く使う文化があり、家具も代々引き継ぐために作られている。それだけに決して安くはないが、本当に良いものを求めるお客さまのために美術品クラスのアンティーク家具もご用意している」と店主の富谷直子さん。

 アンティーク初心者でも日常生活に取り入れやすい小ぶりなアイテムもあり、ケーキスタンドやスツール、チャーチチェアなど1万円台からの家具、フランス製ステンドグラス、カトラリーなどの雑貨類なども取りそろえる。

 インテリアとアンティークの専門知識を持った「アンティークコンシェルジュ」によるコーディネートサービスがあり、利用客から好評を集めている。その家具の歴史や文化、特徴などを踏まえたうえで、「今の時代だからこそ楽しめる、日本の家にも溶け込むような嗜好(しこう)品としてのアンティーク家具を提案していきたい」とも。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。

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