駒沢オリンピック公園中央広場(世田谷区駒沢公園1)で3月9日から、「社会福祉チャリティー 全国大陶器市」が開催される。主催は全国大陶器市振興組合(佐賀県)。
「焼き物文化」の振興・普及・啓発に寄与する目的で、日本各地の都市公園を中心に年間約20カ所で開催している同イベント。駒沢での開催は3年ぶり4回目となる。
期間中、同広場にテント約60張を設営。有田焼、唐津焼、伊万里焼(以上、佐賀県)をはじめ、萩焼(山口県)、信楽焼(滋賀県)、美濃焼、志野焼(以上、岐阜県)、瀬戸焼(愛知県)、笠間焼(茨城県)など全国有名陶器産地の窯元・陶器商約30業者が出展する。
商品内容は、丼、皿、鉢、茶わん、湯飲み、とっくり、土鍋など日常使いの食器類を中心に、花瓶、傘立て、つぼなど約50万点をそろえる。中心価格帯は300円~1,000円程度で、「市価の30%~50%引きの価格」で提供するという。売上金の一部は社会福祉団体に寄付される。
「商品点数が50万点ほどあるので、まずはじっくり見ていただければ。値段の高い商品があれば値段交渉などしてほしい」(同組合)とも。
併せて、人間国宝、日展作家、伝統工芸作家による作品を特別展示するほか、笠間焼の窯元による「無料ろくろ体験」(3月9日~17日、11時~15時)も予定。茶わん作りなどを指導する。
開催時間は10時~18時。入場無料。今月20日まで。