自由が丘熊野神社(目黒区自由が丘1)の例大祭が8月31日・9月1日、開催される。
見どころは、地元各商店会から約10基のみこしが参加して街中を巡る「連合渡御(とぎょ)」(1日14時~)。みこしの通り道を清めながら進む「御弊(おんべ)」役を先頭に、そろいの着物にレトロなカンカン帽姿の役員と華やかな稚児行列、神社から宮出しされた花形みこし「一之宮」「二之宮」「三之宮」が街中を進み、駅前の自由が丘女神広場に集合。神事が執り行われた後、威勢よい掛け声を響かせて次々とみこしが街中へ出発していく。
例年800人前後の担ぎ手が参加する同祭では、外国人担ぎ手による「国際親善みこし」、駅前広場に建つ通称「女神像」にちなみ女性担ぎ手限定「女神みこし」などのオリジナルみこしが好評を集めている。
「国際親善みこし」(31日15時~)は、地元商店会の自由が丘駅前中央会、自由が丘日仏協会、目黒区ほかの後援で行われる。日本の伝統行事への参加、自由が丘の街の人たちとの交流を目的としており、例年では日仏協会を通じて参加するフランス人や、近隣の東京工業大のアジア人留学生などの参加が多く見られる。
参加条件は、14歳以上の外国籍を有し、日本語・英語・フランス語のいずれかでコミュニケーションが可能であれば国籍は問わない。参加無料、定員は50人(事前申込制)。参加者にはオリジナルはんてんの貸し出し、特製和手拭いを進呈。終了後はバーベキューパーティーにも無料参加できる。
締め切りは8月23日。詳細は募集要項ページ(英語・フランス語フォームあり)または自由が丘商店街振興組合(TEL 03-3717-4541、電話は日本語のみ対応)まで。
合わせて同組合では、「女神みこし」(1日)の女性参加希望者も受け付けている(8月31日締め切り、詳細は同組合まで)。