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自由が丘で画家・宮崎浩太さん作品展 流れ動くような筆致で表現

画家・宮崎浩太さん作品展「KOTA MIYAZAKI EXHIBITION」から、作品名「Dog 7」

画家・宮崎浩太さん作品展「KOTA MIYAZAKI EXHIBITION」から、作品名「Dog 7」

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 画家・宮崎浩太さんによる作品展「宮崎幸太展 KOTA MIYAZAKI EXHIBITION」が5月25日、自由が丘のギャラリー「hIDE GALLERY(ハイドギャラリー)」(目黒区自由が丘1)で始まる。

宮崎浩太さん作品展「KOTA MIYAZAKI EXHIBITION」から、作品名「Peel」

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 宮崎さんは1985(昭和60)年、愛知県生まれ。2010(平成22)年、名古屋芸術大学大学院同時代表現コース修了。現代アートフェア「神戸アートマルシェ」「Infinity Japan(台湾)」「アートフェアアジア福岡」などに作品を出展し、同ギャラリーの展示担当者によると、「今、勢いのある作家」という。

 作品は、一度完成した絵の上から新たに筆をストロークする(動きを加える)ことで、モチーフが流れ動くようなリアリティーを表現しているのが特徴。宮崎さんは「ストロークでできた絵の具のにじみやかすれは、モチーフのイメージによって見え方は異なってくるが、物体の動きや時間の経過のように感じ取ることができる」と話す。

 同ギャラリーでの作品展は初めてで、新作を含む31点を展示。「普段感じる時間の流れや記憶と照らし合わせながら、作品を楽しんでもらえたら」と宮崎さん。同担当者は「フィルムを通したような色調で描かれた作品は、スタイリッシュでありながらどこかノスタルジーも感じさせる作品群になっている」と話す。

 開催時間は12時~19時。火曜・水曜定休。入場無料。6月9日まで。

 同ギャラリーは、東横線・学芸大学駅の書店「BOOK AND SONS(ブック・アンド・サンズ)」と、神戸の画廊「KAWATA GALLERY」がプロデュースするコンテンポラリー・アートギャラリー。それぞれの経験や強みを生かして国内外のアートフェアなどで才能ある若手作家の発掘し、作品を紹介している。

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